B24.BRT専用道ウオーキング(U)

1.動 機
 BRT専用道の臨海工場西BSから大甕駅の間が未整備で、先日のBRTウオーキングの時にはBRTバスも一般道を走っていた。和子が歯科定期検診で出かけた間に、この未供用部分を点検してみることにした。

2.データ
a)山域:日立市大甕・久慈地区
b)登山日:2014/02/27(木)曇
c)コースタイム:自宅10:05 ---- 10:20大甕駅10:30 ---- 10:45臨海工場西BS10:50 ---- 11:00どうのいり公園BS11:05 ---- 11:15南部図書館BS11:50 ---- 12:00日立商業下 ---- 12:05吹上橋BS ---- 12:10臨海工場西BS ---- 12:20大甕駅前 ---- 12:35自宅
d)同行者:単独
e)地形図:1/25000 「日立南部」
(日立BRTバス路線点検歩経路)


3.1 山行記録
 大甕駅の跨線橋上から南方を眺めると、常磐線の右に隣接してJRの乗客用駐車場、そのすぐ右に茨城キリスト学園(茨キリ)の駐車場が細長く南に伸びている。BRT専用道の計画はこの二つの駐車場の間を通ることになっている。
 学園の駐車場の中を200mばかり歩いて端まで行くと、両駐車場の柵の間の一部に柵が無い範囲があり、針金で通せんぼしてあった。その手前に除草作業の車が停まっていて、作業準備中の人に「この針金から入ってBRT計画路線の先を見てみたいのだが」訊いてみた。「いいとは言えないが・・・ 駅の端のところでJRと茨キリの金網柵が繋がっていて、その先には行けないよ」とのこと。
 ここから先の探索は諦めたが、JRと茨キリの駐車場が隣接していて、BRT用に日立市の市有地が確保されているのかどうかが少し心配になった。ここにバス停が出来た時、バスを降りて大甕駅の窓口に行くにはJRの線を超える必要があるが、既設の跨線橋を渡ると500m以上歩かなければならないので評判を落としそうだ。現状のJR駐車場を含めてJR駅までのアクセス整備が大切な仕事になりそうに思えた。
(大甕駅北歩道から)
(駐車場南端:X@点)

 吹上通りを歩いて供用BRT路線北端の臨海工場西のところで、隙間から柵の外に出てJR線路の近くまで入って見た。BRTはここでJR線を超え、我が家の近くでまた渡り返す必要があるが、ここの日立電鉄の旧跨線橋は我が家近くの跨線橋と同じく撤去されていた。歩道付きのバス道路を作るためには旧跨線橋は流用できず、もっと広くて丈夫な橋を作る必要があるのだろう。
(供用BRT路線北端)
(路線北端の先:XA点)

 BRT専用道を歩いて「どうのいり公園BS」の所から外に出て公園に下りてみた。あまり活用されているとは思えない公園には、立派な「竣工記念碑」が立っていた。用水地だったこの辺りを日立市の区画整備事業として整備したという碑文を写真をクリックすると読むことが出来ます。
 公園の南にその用水地の大溜池が広がっていたが、今の時期水は溜まっていなくて荒れ地のような様相になっていた。
(どうのいり公園)
(大溜池)

 図書館に入ると、展示室で丁度「久慈町大震災展」が開かれていて、90点の写真や60点の作文が展示されており、スクリーンではビデオの再生も行われていた。同じ市内にもこんなに酷い状況にあった所があったという認識がなくて、3:11で受けた港町久慈浜の生々しい被災写真の数々に惹きこまれてしまった。震災展を開いた久慈コミセン会長の趣旨がここをクリックすると出てきます。
 作文を読む時間は持てなかったが、3月末まで展示されているらしいので、次の来館時に読ませてもらいましょう。
(津波に呑込まれた日立港の諸設備)

(岩壁に打ち上げられた漁船)

(火災を起こした出荷待ちの新車群)

(商店街、住宅街も水没)

(救援物資への長蛇の列)

 借りた本を交換しての帰り道、前回RBT歩道を歩いている時多くの商業の生徒と出会ったことを思い出して、生徒の歩く道を辿ってみようと思い立ち、日立商業高校の下にあった階段を上がってみた。JR線の手前に広い道があってこれを歩いてみたが、この道はRBT専用道と平行して伸びていて、何カ所にも連絡口があって生徒が吹上橋からRBT道に下りてくるわけがない。JR線の踏切りを渡って日立商業の中に入らなければならなかったようだ。
(日立商業高校)
(臨海工場東BS)

 大甕駅近くまで帰ってきた時、先に我家に帰り着いた和子から「どこを歩いているのよ」と心配の電話がかかってきた。
 

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