C42.ひたち海浜公園

1.動 機
 久し振りの青空の日、ひたち海浜公園まで出かけて、満開のスイセン園や、みはらしの丘で咲き始めていたネモフィラ、たまごの森で見頃になっていたチューリップなどを楽しんできた。途中で立ち寄った阿漕ヶ浦のサクラも満開で見事だった。

2.データ
a)山域:阿漕ヶ浦、ひたち海浜公園
b)登山日:2016/04/09
c)日程:日立自宅10:30 = 11:00阿漕ヶ浦11:30 = 11:40駐車場 = 11:50海浜公園14:30---- 14:40駐車場15:20 = 16:15日立自宅
d)同行者:和子

3.山行記録
31 阿漕ヶ浦
 今日は裏筑波でスプリングエフェメラルガイドツアーの予定があって楽しみにしていたのだが、昨日の季節外れの雪で筑波山頂部には積雪が10cmもあり中止するとの連絡があった。久し振りの好天気なのに勿体ない、代わりに常陸海浜公園に出かけることにし、途中、阿漕ヶ浦のサクラも見て行こうと立ち寄ることにした。
 阿漕ヶ浦入口の駐車場に車を置いて運動公園への道を歩くと、そこはまさにサクラのトンネル、満開の桜の花が青空に映えて気持ちがいい。和子はカメラを車に置いたまま歩き始めたので、ここでは和子の写真はない。
(阿漕ヶ浦入口付近)

 久し振りの晴れの日に各地の老人ホームがお年寄りを喜ばせるのは今日しかないと押しかけてきていて、奥の駐車場はそれらの車で満杯だった。サクラの花の下には嬉しそうなお年寄りの笑顔で満ちていた。
(奥の駐車場は満杯)

 野球場とホッケー場の間のサクラ並木の下を潜ってから、ユキヤナギやキブシの花を眺めながらホッケー場の周りをゆっくりと歩いて駐車場に戻った。
(運動場の間のサクラ並木)

32 海浜公園
 無料駐車場に車をおいて車道を渡ると、海浜公園沿いの広い車道の両側に植えられたサクラ並木が丁度満開。
 西口の翼のゲートまで来ると、「スイセン見ごろ、チューリップ咲き始め」の案内板が立っていた。入場ゲートで女性係員に「スイセンガイドツアー受付はどこですか」と聞くと「土日だけですよ」とのこと。張り紙を見ても「3/28日(土)〜4月12日(日)」とあるが土日のみとは書いてない。スイセン園やチューリップの咲いているところは案内図を見ればわかるから、自分達だけで歩いても大丈夫でしょう。
(海浜公園道路のサクラ)
(西口の看板)

 テラスハウスに入って昼食を食べながら、今日のコースを相談する。パンフでは「沢田湧水コース」という初めて聞く自然の森領域を歩くコースが出来たようだが、今日は花見に来たのだ。スイセンの花をゆっくり見てから、見晴らしの丘に登って展望を楽しみ、大草原を横切ってたまご園のチューリップを見て帰ることにしましょう。
    海浜公園西口11:50 ---- 12:00テラスハウス(昼食)12:30 ---- 12:30スイセン園 ---- 13:00スイセンの丘 ---- 13:20みはらしの丘13:40 ---- 13:50大草原14:00 ---- バラ園 ---- 14:15たまごの森(チューリップ) 14:30 ---- 14:30西口
(海浜公園ウオーキングマップ)

(海浜公園ウオーキングマップの高低差)

    (海浜公園の様子は和子が撮った写真で紹介します。私のは小さな写真で補足するだけに使いました)
 テラスハウスの前が、スイセン園の一部です。向こうの方まで色々な色のスイセンが咲き乱れていて絨毯のように広がっていた。
(スイセン園@)

(スイセン園A)

 広大な敷地に約100万本のスイセンが植えられ、500種以上の花が見られるとのこと。花一つ一つをよーく見れば違いはありそうだが、夫々名札がついていても、とても名前は覚えておれない。写真を撮っておいて、後でゆっくり見直ししましょう。
(黄色いスイセン@)
(黄色いスイセンA)

(白いスイセン@)
(白いスイセンA)

 サクラやヤマモモの花が咲いているところもあって、上を見たり下を見たり忙しい。
 スイセンの花を眺めながら歩いて行くと品種見本園の立札があり、10本ぐらいづつのグループ毎に名札が立ててあって勉強しやすくなっていた。私はどうせ覚えられないと分かっているからパス。その先に黄色く彩られた高みがあり、これがスイセンの丘らしい。そっちに急ぐ。
(ここにもサクラ)
(スイセンの丘へ)

 近づくと斜面いっぱいに黄色いスイセンが咲いていて見事、しばし見惚れる。
(スイセンの丘)

 丘の裏側に回ると、こちらの斜面にはナノハナが一面に咲き誇っていて、これも見事。
(スイセンの丘の裏側はナノハナ)

 スイセンの丘を下りてから少し広い道を歩いていくとみはらしの丘が見えてくる。丘の一部が青色になっているように見える。目の錯覚かと思いながら近づいて行くと間違いなくネモフィラが咲き始めているのだった。
 みはらしの丘は風が冷たくて、病み上がりの和子には厳しい所のはずだが、ネモフィラに元気をもらってこの坂道をどんどん登っていく。まだ咲いていない領域ではネモフィラの間の雑草取りをしている人の姿があちこちに見られた。寒い中ご苦労様。
(みはらしの丘へ)
(みはらしの丘を登る)

 遠くから見ればネモフィラは丘の一部にしか咲いていないように見えるのだが、近くから見ると目の前一面が青色の絨毯に見える。せっせとシャッタを押していたら、若いカップルにツーショットの写真を頼まれた。いい構図の写真が撮れましたと喜んで頂いた。
(ネモフィラも咲き始めていた)

(ネモフィラのアップ)

 丘の上に上がって鐘を打ち鳴らし、太平洋や筑波山の遠望を楽しんだが、残念ながら日光や那須の山は霞んでいた。
 みはらしの丘を下ってトイレを済ませ、はまかぜの橋を渡ってから観覧車に向かって広い大草原を横切って行った。
 大草原の端の方で一人の男性がシャボン玉を飛ばしている姿があった。次々に飛び出していく大きなシャボン玉を見ていると、去年の年末、ドイツ村で見た綺麗なシャボン玉の光景を思い出した。ここ海浜公園でも何かのイベントでシャボン玉を飛ばす計画があって、その練習をしていたのだろうか。
(大草原を横切る)
(シャボン玉)

 大草原を過ぎて、パターゴルフを興じる人の声を聞き、観覧車の近くのバラ園を通ってそよかぜ橋を渡ると、あちこちに卵が転がっているたまごの森に入る。右手に色とりどりのチューリップが見えてきた。まだ咲いていない部分もあったが、半分以上は咲いていて新鮮な色合いを競っていた。
 たまご型の遊具とのチューリップの組み合わせが面白い。
(たまごの森のチューリップ)

 チューリップと言えばオランダ、風車も立っていた。
(風車とチューリップ)

 色とりどり、あっちから眺めたり、こっちから眺めたり、飽きることがない。
(色とりどりのチューリップ)

 色とりどりのチューリップの中を縫うように紫色のムスカリが植えられていて、一層彩りを添えていた。
(チューリップの間にムスカリ)

 西ゲートに戻ってくると、丁度シーサイドトレインが停まっているところだった。西池の噴水とシーサイドトレインの組み合わせ、グッドタイミング。
(シーサイドトレインと噴水)

 ガイドツアーには振られたが、綺麗な春の花をゆっくり眺めさせてもらって大満足、機嫌よく駐車場に戻り、無料で駐車させて貰ったお礼にたっぷりと買い物をしてから家路についた。




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