C65.真弓神社

1.動 機
 久しくご無沙汰している頑張る会から、雄国沼ハイキングへのお誘いの電話があった。メールで送ってもらった計画書を見ると、15kmを6時間、休憩時間を除くと5時間で歩くことになっている。結構長いコースを速いペースで歩く計画なので、今の私の体調で付いて歩けるかどうかが心配で、体力チェックのために我家から真弓神社まで往復してみることにした。

2.データ
a)山域:風神山(242m)、真弓神社(275m)
b)登山日:2015/6/24(水)晴
c)コースタイム:
自宅 10:05 ---- 10:20 調整池登山口 ---- 10:55 風の広場 ---- 11:05 風神山山頂 ---- 11:15 常磐道展望 ---- 11:40 みはらし台(昼食) 12:10 ---- 12:30 弁天三角点 ---- 13:00 真弓神社 13:10 ---- 13:15 爺杉分岐 13:35 ---- 14:15 みはらし台分岐 14:30 ---- 15:05 風の広場 15:10 ---- 15:35 調整池登山口 ---- 15:55 自宅
(真弓神社への歩行軌跡)
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「常陸太田」

3.山行記録
 昨日の雨から変わって、今日は朝から晴れ渡った絶好のハイキング日和、我家を10時過ぎに出発、登山口の調整池までの15分はお日様を受けながらの歩行、気温は高くはないが汗ばんでくる。登山口脇の木立の中にはドクダミの白い花が一面に咲いていた。地味な花だが、これだけ群生していると、なかなか見応えがある。
 調整池脇まで入ると、陽の光は木の葉に遮られ、時々涼しい風も吹いてきて気持ちの良い山歩きになった。
(ドクダミ)
(調整池登山口)
 登山道脇には、オカトラノオやトリアシショウマなど野の花が目を慰めてくれる。
(オカトラノオ)
(トリアシショウマ)
 風の広場まで上がったが、この時間になると、昨日の雨が蒸発して一面ガスになって視界を遮り、東海村も霞んで見えていた。我が家の方向は、樹木が成長して全く見えなくなってしまった。
 近くに今までなかった祠のようなものが見えたので近づいて見ると、なんとそれは壊れたブロック材を積み重ねたものだった。暇人の粋狂、お参りしても御利益はなさそう。
(風の広場から東海村)
(祠?)
 展望所の周りには、チガヤの白い穂が風にそよいでいた。これだけ揃うとなかなかいい眺め、小さいころ、田舎の畦道で若い花芽をむき出して食べていたのを思い出す。
 その脇あちこちに、紫色のウツボグサが咲いていて彩りを添えていた。
(チガヤ)
(ウツボグサ)
 風神山山頂の風神雷神の碑に御挨拶してから真弓山へと向かう。真弓神社までの殆どが林の中の尾根道で、太陽は遮られるし、涼しい風は吹いてくるしで、気持ち良く歩くことができた。
(風神雷神碑)
(日陰が続く)
 天気はいいのだがガスが濃くて、常磐道を見下ろす展望所からも日立南ICあたりがやっと見える程度だった。
 みはらし台に着いたのは昼前、山仕事風情の二人の男性が木陰の二つのベンチで昼食を終えたところだった。しばらく雑談して、我家もベンチに座って弁当を広げたが、食後はベンチで横になって休む積りだったみたいでお邪魔だったかも。視界は大分良くなっては来ていたが、筑波山は見える様で見えない状態だった。
(常磐道展望)
(みはらし台)
 ベンチ脇には、誰かが植えたのか、今までここでは見たことがないヒメヒオウギアヤメとチドリソウみたいな花が一本づつ花開いていた。
(ヒメヒオウギアヤメ)
(チドリソウ?)
 ゆっくりと昼食をとってから歩き始め、弁天三角点を越えたところから見える真弓神社がやけに遠くに見えて、いつものようにまだ先が長いなあと思わされる。
 やっと真弓神社に辿り着くと、拝殿横の階段に座ってラジオを聞いていた男性が「なでしこが勝ったよ。最後までひやひやさせられたよ。」とワールドカップの結果を嬉しそうに話してくれた。
(真弓神社遠望)
(真弓神社到着)
 視界は相変わらず良くないので長居は無用、神社にお参りし、爺杉分岐のところのベンチでしばらく横になって休んでから、爺杉はパスして下山にかかった。
 ところどころで休みながら下って、我家に着いたのは16時前、経過時間5時間50分、往復14kmを実質歩行時間4時間25分、雄国沼は何とか歩けそうとの結論にした。
 

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