D15.いばらきヘルスロード38
(久慈川サイクリングロード)
1.動 機
 久慈地区にある馴染みのスーパに買物に出かけるついでに、いばらきヘルスロードNo.38の久慈川サイクリングロードを歩いてみることにした。久慈川サイクリングロードの全長は16kmあるが、そのうち隣町常陸太田市の境界までの4.5kmがヘルスロードNo.38のコースになっている。それでも往復すると9kmになるので、今から出かけて日没までの2時間半で往復するのは今の私の腰では少々厳しそうだ。無理は禁物、今日は中間点までとして、あと半分はまた日を改めて歩くことにして出掛けた。

2.データ
a)山域:久慈川河口
b)登山日:2016/01/11(月)晴
c)コースタイム:森山自宅13:40 = 14:00久慈大橋下駐車場 ---- 14:10鉄橋下 ---- 14:20留大橋 ---- 14:30中間点 ---- 14:35河床行止まり ---- 14:45留大橋下 ---- 14:48弁操作場からヘルスロードへ ---- 14:52河床へ ---- 14:56鉄橋 ---- 15:10久慈大橋駐車場 = 15:15スーパ15:40 = 15:50森山
(いばらきヘルスロードNo38)
(いばらきヘルスロードNo38の高低差)
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「日立南部」

3.山行記録
 R245を走って久慈川大橋の下の河床に入り込む。銀杏洗いなどで御馴染みの場所なので、迷わず車を止めることができた。
 駐車場所から海側を見ると、日立港の巨大なLNGタンクの脇の煙突から、黄色い炎が吹き上がっているのが見えた。去年の11月末、日立の魅力再発見ウオーク久慈町を歩いた時、「LNG工場の試運転で発生させるガスは燃焼させながら煙突から排出する。」と教えて貰った。この炎は工場設備の試運転の間だけ見ることができる美しい見ものなのだ。
(久慈川大橋下の河床に駐車)
(LNG基地煙突の火炎)
 堤防の上の道に向かって車道を登って行くと、左の河川敷に広い運動場が見えてきて、二組の少年グループが野球の打撃練習、守備練習に励んでいた。
(野球練習中のスポーツ広場)
 堤防の上の道に上がると、上流側に白いポール三本の車止めが立っていて、ここからヘルスロードが始まる。ポールの先の路面には大きく「サイクリングコース」とペンキ書きがあり、「ゴールまで3,900m」の表示があった。
(サイクリングロードスタート点)
(スタート点の距離標識)
 その脇には、いばらぎヘルスロード・日立「久慈川サイクリングコースと田園風景の道」の大きな案内板があった。サイクリングコース全体は9kmもあるというのは、ここで初めて知った事だった。
(サイクリングロード案内板)
 堤防上を伸びる広いサイクリングロードを歩いて行くと、ランニングで追い越していく人もあり、向かいから歩いてくる人とも出会った。
 青い鉄橋の近くまで来ると、舗装が切れて虎模様のポールが立っていた。その先は草地の道になっていて、自転車は手前から脇の車道に下りなければならない。
(ランニングする人も)
(鉄橋手前で中段)
 草地の中の踏み跡を歩いて行くと、青い鉄橋の側板が行く手を遮っていて、右に下って橋桁の下を潜っていった。
 鉄橋を過ぎると間もなく車道が上がって来て交差し、向かいの白いポールの先にまたサイクリングロードが伸びていた。
(青色の鉄橋の下を潜って)
(サイクリングロード再開)
 次の留大橋の橋桁は久慈川の両側に長く伸びている。我が家から車で南に向かう時、渋滞する国道を避けてこの道を走り、いつもこの橋を渡るのだが、横から見るとその長さに改めて驚かされた。
 右手にはなだらかな風神山の山並みが見えていた。風神山には和子は時々足慣らしに登っているが、私はしばらくご無沙汰している。
(長大な留大橋)
(真弓山・風神山)
 留大橋の下を潜ってから500mほど歩いたところに白いポールが立っていて、手前に「サイクリングロード」のペンキ書きがあって車道と交差した。
 車道を越して白いポールの間を通ってサイクリングロードに入ると、間もなく「中間地点、ゴールまで2,080m」と表示があった。
(一般道が横断)
(中間点の距離標識)
 今日は予定通りここまでにしようと引き換えし、交差した車道を河川敷側に下っていくと、川岸側に伸びる道があった。
 川岸沿いを歩いた方が気持ちが良さそうなので川岸まで出てみたのだが、川岸の道はすぐに途絶え草むらで遮られた。
(河床に降り、川岸へ)
(川岸道は行止まり)
 引返すと、サイクリングロード沿いには草むらの中にはっきりとした道があり、留大橋を目の前に見上げながら歩いて行った。
 留大橋を潜ると、すぐにコンクリート製の塔のような構造物があって、周りもコンクリート敷になっていた。塔の上には弁を操作するらしき装置が見えていたので、小川の水が堰堤の下を導水管で引かれていて、その水を制御するための弁操作場と思われた。
(河床から留大橋)
(弁操作場からサイクリングロードへ)
 弁操作場(?)の先で河床の道は消え、左の土手にサイクリングロードに上がる石段があった。サイクリングロードに上がって少し歩き、鉄橋の手前の車道で再び河床に降りて行くと、道は河岸沿いに伸びていて、鉄橋の下を気持良く歩いて行った。
(また河床へ)
(川岸道から鉄橋)
 車道と久慈川との間には茂みがあったが、ところどころに川辺に出る分れがあり、釣り船と思われる小舟が艫なわれているところもあった。
 左に野球の練習風景を見ながら久慈川大橋の手前まで来た時、突然、草むらから鳥の大群が飛び立って、近くの枯木の枝先に群れて止った。近くで撮ろうと思ったが、すぐに飛び立っていって鳥を特定するほどの写真は撮れなかった。これほどの群れを作るのは、スズメにしては大きかったので、ムクドリだったのかなあ。
(釣り船の姿も)
(小鳥の群舞)
 大橋の向こうにはLNGの煙突からは、まだ炎が燃え立っていた。
 駐車場所に戻って、車に乗ってスーパに立寄り、本来の目的だったセールの品々を買い込んで我が家に帰りました。満足の一日でした。No.38の先の残り半分は、中間点から始めようかな? それとも 終点から戻ってくることにしようかな?
(久慈川大橋の向こうにLNGの炎)
(駐車場所に帰着)


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