D35.県植物園と七ツ洞公園

1.動 機
 町内のKoさんが、一昨年秋一緒に歩いた「D112.公園の花巡り」の時に立寄った県植物園展示室で行われていた「和紙ちぎり絵展」を見たのがきっかけでちぎり絵教室に通い始め、今年の和紙ちぎり絵展に出品していると聞いた。Koさんが受付を担当する3月30日に合わせて今年の「和紙ちぎり絵展」を見に行くことにし、そのついでに植物園・県民の森と七つ洞公園の花を愛でながら軽いウオーキングをしてきた。

2.データ
a)山域:県植物園、七つ洞公園
b)登山日:2016/03/30(水)晴
c)コースタイム:自宅10:10 = 10:30県植物園(和紙ちぎり絵展)12:20 −12:30県民の森13:50 = 14:10七つ洞公園15:20 = 16:10自宅
d)同行者:和子

3.山行記録
3.1 県植物園
    森山自宅10:00 = 10:45駐車場 ---- 10:50入口ゲート ---- 11:05展示室(和紙ちぎり絵展)11:45 ---- 11:50岩石園11:55 ---- 12:00ボタン園12:05 ---- 12:10水生植物園12:20 ---- 12:25森のかけ橋 ---- 12:30桜山12:35 ---- 12:40こどもの森(昼食)13:05 ---- 13:10森のカルチャーセンタ13:25 ---- 13:45駐車場13:50 = 七ツ洞公園へ
(県植物園案内図)
 10時に我家を出発して県植物園に向かい、駐車場に車を入れて入口ゲートを無料で通過する。茨城県はどこでもシニアサービスがあって嬉しい。
 ゲートのすぐ先の沈床園の噴水前の花壇が今花盛り、いい眺めになっていた。沈床園の横にある花壇のチュウリップも可愛い花を開き始めていた。
(沈床園)
(花壇)
 展示室手前の野草園にはシュンランが咲いていて、喜んでシャッタを押していたら「我が家の庭のシュンランんも咲いているわよ」と和子。
 上を見ると、サンシュユも黄色い丸い花穂が賑やかに咲いていた。
(シュンラン)
(サンシュユ)
 展示室に入ると、受付に仲間一人と一緒にKoさんが座っていて笑顔で迎えてくれた。
 今年は40点の作品が展示されていて、順番に見て回る。額の大きさは色々だが、どの作品も一見油絵のように見え、これが細かく千切った和紙を貼付けながら作ったものとは思えない。
(ちぎり絵受付係)
(ちぎり絵展)
 Koさんの作品も「ポピー」「パンジー」「デイジー」と3点が展示されていた。教室の仲間とおしゃべりしながら作っている時間が一番楽しいとおっしゃるが、一年半の修業でよくもこんなに綺麗なちぎり絵を作れるようになったものだと感じ入りながら眺める。
(Koさんの作品@)
(Koさんの作品A)
 花の他にも風景や動物を題材にしたものがあり、ベテランの絵は遠近感や立体感まで出ていて、まさに油絵を見る様だった。
(安曇野の春)
(仲良し鯉)
 ゆっくりちぎり絵を見させてもらってから展示室を出ると、いモクレンの木に大きな真っ白い花がいっぱい開いていた。その下にヒュウガミズキが薄黄色の花をつけていた。
(白モクレン)
(ヒュウガミズキ)
 岩石園に入るとアカヤシオの花が咲いていて、何度も4月下旬の西上州の岩山で眺めた独特の色合いに出会えて嬉しくなる。
 近くに少し色の濃い花が咲いていたが、こっちはトウゴクミツバツツジだったかな。
(アカヤシオ)
(トウゴクミツバツツジ?)
 説明板が取り付けられたシナノレンギョウとトサミズキがあった。トサミズキは黄色い花穂が長くて、先ほど見たヒョウガミズキよりも華やかだった。
(シナレンギョウ)
(トサミズキ)
 そこで和子から「ボケ」と言われて、また私が何かしでしたのかと思ったら、真っ赤なボケの花が咲いていた。
 その先で広場の中の高い木に白い花が咲いていた。コブシの花か。
(ボケ)
(コブシ?)
 広場の向こうに、いっぱいに紅色の花をつけた大きな木が並んでいるのが見えていた。何の花だろうと思いながらボタン園まで歩いて行くと、それはシモクレンだった
(何の花?)
(シモクレン)
 その奥にはハクモクレンの木も並んでいたが、花を開いているのは一本だけで、あとはまだ蕾のままだった。白は赤より少し遅れて咲くらしい。
(ハクモクレン)
 木蓮の花を楽しんでから、スイセンの列植やシャクナゲ園で咲き始めの花を眺めながら歩いて、次にKoさんが耳打ちしてくれたザゼンソウを見ようと水生植物園に向かった。
(スイセンの列植)
(シャクナゲ)
 県民の森との境界の森のかけ橋まで引返し、橋のたもとから水生植物園に下りていくとミズバショウが白い花を出し始めていた。気持ちいい新鮮な色合いだ。
(ミズバショウ)
 ザゼンソウの方は花苞が色あせて倒れているものもあって、もう終わりだった。
(ザゼンソウ)
 駐車場までは県民の森を歩いて帰ろうよと和子の提案、私の腰には少しきついかと思ったが同意し、森のかけ橋を渡って回転扉を通って県民の森に入った。すぐの桜山のサクラはまだ数本が咲き始めてたところで、ちょっとがっかり。桜山の隣の子供の森のベンチに座って弁当を広げ、お母さんやお父さんに甘えながら遊んでいる子供たちに声をかけながら一休みした。
 途中、森のカルチャーセンタに入って展示されている色々な資料を見て、最短コースで駐車場に戻った。
(桜山)
(森のカルチャセンタ)
 植物園の駐車場に着いたら、帰りのついでに七ツ洞公園に寄ることになり、車のナビに行き先指定をして出発した。

3.2 七ツ洞公園公園
    14:10駐車場 ---- 14:15秘密の花園 ---- 14:20ダムE ---- 14:25ダムD ---- 14:40パーゴラ ---- 14:50ダムB ---- 15:00展望台下 ---- 15:20駐車場 = 15:50東海病院16:00 = 16:15森山
    (七ツ洞公園歩経路)

 20分ほどで七ツ洞公園の西側駐車場に着き、広場に入るとソメイヨシノがちらほら咲いていた。広場の遊具で記念写真を撮ってから歩き始める。
(入口広場)
(遊具)
 下の池の畔に下りる前に、有志の人たちが丹精込めて管理しているという可愛い花たちを眺めながら秘密の花園を一回りした。
(秘密の花園)
(中央花壇)
(ビオラ)
(ガザニア?)
 秘密の花園から下りてダムEの堰堤上を歩いていると、池の上をカモが泳いでいるのに気が付いた。ダムDの階段状放水堤を入れたり、アップにしたりと色々と撮ってみる。
 対岸の遊歩道を歩いてダムDを渡って手前岸に戻り、手前の遊歩道をダムまで歩いてダムCの堰堤上を行くと英国調のパーゴラがある。ここからダムCまでの対岸は山の中の藪道、そんな元気はないので引き返す。
(ダムDとカモ)
(パーゴラ)
 引返してダムBまで湯歩道を歩いて花を鈴なりにしたアセビの大きな木を眺めて、ダムBを渡って対岸の遊歩道を歩いて一番北側の展望台の下に出た。
 展望台下からはこちら側の遊歩道を歩いて広場に戻ると生垣が黄色い花をつけており、良く見るとヒュウガミズキの花だった。
(アセビ)
(ヒュウガミズキ)
 駐車場を出てから帰りは、東京兄弟会から帰ってからの体調不良でお世話になった東海病院に立寄り、書類を貰ってから我家に帰ってきた。綺麗な和紙ちぎり絵と色とりどりの花たちを楽しんだ一日でした。


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