D83.陰陽山と常陸大宮ヘルスロード027

1.動 機
 最近はヘルスロードの平地しか歩いていないが、今日8月11日は初めて迎える山の日、なんとか山の名前が付いたところに登ろうと話し合い、常陸大宮の陰陽山に登ることにした。陰陽山は5年前に登ったことがあり、高度差100mほどのらくちんな低山だが変化があって面白い。近くのパークアルカデイアから登山口までのR29が茨城ヘルスロード027になっているので、繋いで歩くことにした。ヘルスロードマップと、前に登った記録「Y24.陰陽山と赤城山」のコピーを見ながら歩いた。

2.データ
a)山域:常陸大宮山方宿
b)登山日:2016/08/11(木)晴
c)コースタイム:自宅9:30 = 10:25南皆沢公園駐車場10:35 = 10:35陰陽神社駐車場10:50 ---- 10:55上の駐車場 ---- 11:00拝殿 ---- 11:05奥ノ院 ---- 11:15展望台11:25 ---- 11:25陰陽山 ---- 11:55石のこしかけ休憩所12:05 ---- 12:15陰陽神社駐車場12:20 = 12:20南皆沢公園駐車場12:30 ---- 12:50パークアルカデイア駐車場 ---- 12:55レストラン山ゆり13:50 ---- 13:55パークアルカデイア駐車場 ---- 14:00ふれあい農場14:05 ---- 14:15南皆沢公園駐車場14:20 = 15:20自宅
d)同行者:和子
(陰陽山常陸大宮ヘルスロード027と219の歩経路)

3.山行記録
 和子は暑い昼間歩くのは嫌だといって早起きして用意していたが、朝食をとりながらテレビを見ていると、8時半から愛ちゃんのオリンピック三位決定戦が実況放送されるとのこと。残念ながら惜敗したが愛ちゃんの奮闘ぶりを見てから出発した。常陸太田でR293から県道29に入って山越えし、常陸大宮の山方宿の北で久慈川を渡ってR118を過ぎると間もなくパークアルカデイアの駐車場入口に着く。ここから歩き始めてもいいが、今日は山登りがメイン、そのまま車で陰陽山の登山口・南皆沢公園駐車場までR29を走ってトイレ休憩。
 5年前にはここから皆沢公園の中を歩き始めているが、私の体調を慮る和子の主張に従って少し上の陰陽神社駐車場まで車で移動することにした。
(南皆沢公園駐車場)
(陰陽神社駐車場)
 陰陽神社駐車場には神社の御利益など書いた看板があり、ここから参道の石段道が始まる。
 これを登るとも一つ駐車場があり、陰陽山森林公園の大きな案内図が立っていた。ここから上に長い石段が上がっている。
(石段を登り始め)
(も一つの駐車場の先に長い石段)
 長い石段の途中に大きな鳥居があった。昭和36年に建立された鳥居で見たこともない判読不能な書体で書かれた神名版が懸かっており、その下に大きな注連縄がかかっていた。
 脇の手洗い鉢には「夫婦水鉢」と刻した石柱が立っていた。陰陽山は夫婦岩の陰陽石が御神体なのだ。
(鳥居)
(鳥居脇に夫婦水鉢)
 更に何段も登った上の横に真新しい拝殿が立っていた。注連縄は近くで見ると合成樹脂製!、大鳥居の注連縄も合成樹脂製だったのかも。
(鳥居上の石段)
(拝殿)
 拝殿からは石段ではないが階段歓談のある山道になる。
(拝殿上にも階段道)
 その先の分岐から少し登ると対の石灯籠と狛犬さんに守られた陰陽神社奥ノ院があったが、その後ろにはいくつかの岩が転がっているだけで、お目当ての陰陽石の姿はなかった。
 神社裏に上がると陰陽石縁起の説明板によれば東日本大震災の大地震で倒壊してしまったらしい。そう言えば新聞のニュースで見たことがあるような気もする。道理で駐車場に車は一台もなかったし、参拝者も出会わなかったわけだ。
(陰陽神社奥ノ院)
(陰陽石は倒壊)
 神社下に下りて「展望台」の道標に従って登っていくと、見覚えのある展望台があった。
(奥ノ院を下りて)
(展望台)
 展望台周りは樹が茂っていて視界は大分狭くはなっていたが、筑波山から水戸市街、風神山までの展望をすることが出来た。
(展望台からのパノラマ)
 展望台の脇には幾つもの岩石がある広場があり、立木に「陰陽山233.0m」の山名板がかかっていた。前の記録には216mとなっているのだがーーー。
(陰陽山頂の岩石群)
(山名板)
 山頂からの下りは登った坂道とは違う石段を下っていった。5年前とは逆回りに歩いたようだ。
 神社下の分岐まで来て、下に下らないで石のこしかけ目がけて陰陽山を巻く道を歩き続けた。
(別の石段を下りて)
(陰陽山を巻く道)
 石のこしかけ休憩所に着いて、座りやすそうな石に腰かけて一休みした。
 5年前の記録ではここからは岩場もあって遊歩道というには少し歩きにくいとの記述があって心配したが、難所らしき所はなかった。
(石のこしかけ休憩所)
(陰陽山を巻く道続き)
 殆どは遊歩道のような巻道を歩いていき、トイレ付の休憩舎がある陰陽神社の駐車場が見えてきた時にはホッとした。
(遊歩道)
(陰陽神社駐車場に帰着)
 神社駐車場でトイレを使って車に乗って南皆沢駐車場に移動してから、R29に出てヘルスロード027を歩き始めた。
(南皆沢駐車場から歩き始める)
(ヘルスロード027のR29)
 道沿いにはブルーベリー圓やリンゴ圓が続いていた。
(ブルーベリー農場)
(リンゴ農場)
 パークアルカデイアの駐車場に着き、駐車場奥の階段道を登っていく。
(パークアルカデイアの駐車場)
(階段道を登る)
 階段を登ったところにはプラネタリウム館があり、その先にレストラン山ゆりの恰好のいい建物があった。
(プラネタリウム館)
(レストラン山ゆり)
 丁度昼食時なので、山ゆりの周りの駐車場には車がたくさん停まっていた。レストランに入ってみると中は家族連れなどで賑やかだった。空いている席をとって、ジャージャー麺と冬瓜スープ、バンバンジーにドリンクバーのついたスペシャルランチを注文して美味しく頂いたが、ジャージャー麺の麺の量が見かけ以上に多くてお腹いっぱいになった。
(スペシャルランチ)
(駐車場に戻って)
 駐車場に下りてR29を歩き始めると、すぐに直販所のようなふれあい農場の建物があり、中に入って見る。やってくる他のお客さんはブルーベリーの摘み取りが目的で、籠を貰って農場に入っていった。
 脇のリンゴ園を見ると、りんごの樹に下に実がいっぱい落ちていた。勿体ないなと思って「強風でも吹いたのか」と尋ねると「摘果した実をそのまま下に転がしているのですよ。これ位摘まないと、おいしいリンゴが採れないいですよ。」とのことだった。
(ふれあい農場)
(リンゴ園の落果)
 和子の後を追いかけて歩いていって、無事南皆沢駐車場に到着出来た。久しぶりに山に登り、ヘルスロード歩きもして、御機嫌麗しい和子の話を聞きながら一路我家に帰ってきた。
(ヘルスロード027復路)
(南皆沢駐車場にゴールイン)


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