D119.日立スターライトイルミネーション

1.動 機
 日立研究所の同期会が13時から16時まで行われ、それが終わってから、新都市広場で17時から行われるスターライトイルミネーションをほろ酔い気分で楽しんできた。

2.データ
a)山域:日立駅近辺
b)登山日:2016/11/30(火)
c)コースタイム:森山12:10 ---- 12:25大甕駅12:31 = 12:39日立駅 ---- 12:55ホテル(同期会)16:10 ---- 16:30シビックセンタ ----(イルミネーション)---- 17:30日立駅17:35 = 17:44大甕駅 ---- 18:10森山
d)同行者:単独

3.山行記録
 私は1962年に日立入社して日立研究所に配属され、数年後には日立工場に転籍したが、退職後の研究所の同期会の仲間に入れて貰って懇親を続けている。今年も日立駅近くのホテルで研究所の同期会が行われ、会員25名の中には日立から遠方に引っ越した仲間も多いが、11名の参加者で元気の秘訣などの披露など色々な話題で旧交を温めあった。16時に同期会が終わって、17時に点灯される日立駅前の新都市広場のイルミネーションを見て帰ることにした。和子はお茶の会の先生の家を友達と一緒に訪ねている。
 ホテルを出て日立駅まで、電車に乗る仲間と一緒にほろ酔い気分で歩いて、中央通路で分かれてからは一人で駅前に出た。時間はまだ16時半、17時までどうしましょう。
 イルミネーションは新都市広場がメインだが、日立駅前でも行われるときいていた。どこでイルミネーションが始まるのか判らないが、点灯される前の駅前広場の写真も適当に撮っておきましょ。同じように、新都市広場入口のテラスから、シビックセンタを入れて新都市広場の写真も撮っておいた。広場の真ん中にイルミネーションになるらしい三角錐の飾りがあるが、今は黒く見えるだけ。
(日立駅前広場16:30)
(シビックセンタ:イルミネーション点灯前)
 シビックセンタで何か催し物をやっていることを期待して中に入ると、展示室に何か美術品などが展示されている。人の姿はまばらなので今日の展示時間は終わったようだが、閉めてはないので入ってもよさそう。中に入ってみると、展示期間が終わったのか、展示物の片付けが始まっていた。
 展示物はまだ殆ど展示されたままになっていたので、おことわりして一回り展示品を見せて頂いた。台の上には、手作業で作られた粘土細工や木工細工の作品が並び、壁には絵画が展示されていて、どの作品も見ていて楽しいものばかりだった。
(シビックセンタ展示室16:40〜16:55)
 点灯時間になって広場に出ると、広場の周りのイルミネーションが一斉に明るく光りだして見事。展示場は5ヶ所あって、広場の左に「天井の星」、広場の中央にメインの「願いの塔」日立駅側のステージに「結び桜」、右端のモミノキの下に「動物の森」が目に入ってくる。
(イルミネーション点灯:広場左部分)
(広場右部分)
 始めは、右に立つ@モミノキのイルミネーションに向かう。緑のモミノキの下に、おとぎの国に来たような赤い屋根の小屋があり、その小屋の前に行くと5頭立てのトナカイが引くそりがあった。子供連れのお父さんがそりの座席に座らせて、子供たちは大喜び。
(@天然のモミノキ)
(@動物の森)
 その後ろにはライオンやキリン、ヒツジなどの可愛い動物が光っていた。
(ライオン)
(キリン)
 広場の中央に戻って、メインシンボルのA「願いの塔」を改めてゆっくりと見なおす。三角錐の塔の中で、富士山みたいな山が時間とともに七色に変化していた。
 願いの塔の反対側に回ると、塔の中に入る入口があったが、中が家族連れで混んでいたこともあって入り損ねた。「願いの塔」を内側から見るのも綺麗だったかもと、今頃後悔しても後の祭り。

(Aメインシンボル願いの塔:青、赤)
 左のB八本柱の四阿が、柱は緑、ドーム型の屋根は青いネオンで飾り立てられていて綺麗。
 外観だけでも綺麗なイルミネーションだったが、名前は「天井の星」。脇に「大きな音に反応して動く星々」の看板があったので、中に入って手を叩くと、天井に星座が映し出され、手拍子に合わせて変化していった。
(B八本柱の四阿)
(B天井の星)
 その右に行くと日立の銀座通りだが、一人で銀ブラしてもしようがない。左のメインステージに向かう。
(日立銀座通り)
(メインステージ)
 メインステージの中央には、今までここにあったはずがない堂々とした桜の古木が光っていた。近づいてみると、豆電球の針金で組み上げられた桜の木で、中は中空だった。C「結びの桜」の名前が付けられている。
(C結びの桜)
 メインステージの周りに立つ石の円柱群が豆電球で飾られて、これだけも立派な素晴らしいイルミネーションだ。
 次はD「平和の海」があるはずの日立駅前に向かう。平和の鐘の先、日立駅入口すぐ右の小広場が、青色のイルミネーションで円く囲まれ、その向こうに赤く輝く樹が立っていた。
(メインステージを横から)
(D平和の海)
 樹の下は大きく円く囲まれて、その中が青いランプで満たされていてD「平和の海」になっていた。
(D平和の海と日立駅中央通路)
 30分ほどで綺麗なイルミネーションを一通り見て満足し、丁度いい電車に乗るよう乗場に向かう。中央通路の突き当りの展望所から海の上を通る6号バイパスの光の帯を眺め、乗場手前の入口から日立市街方向を見ると、その光の中にスターライトイルミネーションの明かりを確認することができた。
(6号バイパス)
(イルミネーション会場)
 プラットホームに入ると、丁度退勤時間で通勤者が大勢並んでいる。大甕駅まで二駅、久し振りにラッシュアワーの電車の乗り心地を味わった。
 大甕駅に着いて、この駅前の夜景を眺めるのも久し振り。ここも退勤時間、バスが何台も続いて出入りしていた。
(通勤ラッシュ)
(大甕駅前)
 楽しかった同期会と綺麗だったイルミネーションに思いを馳せながら、大甕駅から我が家までの夜道を、ステッキをつきながらも気分良く歩くことができた。


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