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(県植物園の歩行コース) |
d)同行者:和子
3.山行記録
午前中に行われたスオーツ吹矢の練習を終えて、我家で昼食をとって出発、植物園に着いたのは14時40分、駐車場は半分以上埋まっていた。花の少ないこの時期でも来園者は結構いるらしい。
無料でゲートを通らせてもらうと、目の前に沈床園があり、噴水花壇との組み合わせが素晴らしい。噴水の脇でカメラを構えてじっと動かないご婦人があり、はじめは何かの像が新しく出来たのかと思った。
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(沈床園) |
フクジュソウを野草園の中を歩き回って探したが見つからなくてがっかりしたが、周りには紅梅と白梅が綺麗に咲いていた。
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(紅梅) |
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(白梅) |
野草園の奥の展示室に入ると、植物園の写真展が開かれていた。残念ながら撮影禁止だったが、構図、ピントとボカシ、見事な作品が並んでいた。
展示室の横合いからザゼンソウを見るために谷間の水生植物園に下りると、遊歩道の右の森林公園側に猪除けの電線が張られていた。電線は右側が小川になっても続いていたので、猪は小さな小川なら平気で渡るらしい。
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(猪除けの電線) | (電線は小川沿いにも続く) |
去年見たのと同じところにザゼンソウが4株だけ咲いていた。大きな一株だけは木道の上から眺めるのに絶好の場所に咲いていて、ゆっくりと写真を撮ることができたが、
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(一株だけあったザゼンソウ) |
他の株は木道の下やすぐ近くに咲いていて、座り込んだりしてシャッタを押すのに苦労した。
ザゼンソウの前や脇にはミズバショウが沢山芽を出していたが、まだ芽吹いたばかりだった。
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(木道下のザゼンソウ) | (ミズバショウ) |
ザゼンソウの遊歩道から階段を上がって熱帯植物館方向すぐの椿園に赤い花を咲かせているサザンカの樹が一本だけあった。外には花らしいものがどこにも見られなかったので、ゲート方向にロウバイ園まで歩けばまだ咲いているかもしれないが、ロウバイは年末に海浜公園で綺麗に咲いているのを眺めたので止めにした。
植物園に入って入口玄関に置いてあった水槽の中を見ると、枯れた木株の周りを綺麗な赤い縞模様のエビがたくさん泳いでおり、砂の上でも休んでいた。初めて見るエビだが「レッドビーシュリンプ」の名札が付いていて、次の説明があった。
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(サザンカ) | (レッドビーシュリンプ) |
隣の水槽にはネオンテトラやグッピーなど、昔我家の水槽でも飼っていた熱帯魚が泳いでいた。
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(熱帯魚水槽) |
事務所前を通って中に入ると、カトレアやデンドロビュームなど華やかな洋ランの鉢が飾られていて綺麗だった。。
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(洋ラン@) |
その隣にはパフィオやデンドロなど少し地味な洋ランが飾られていた。
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(洋ランA) |
そこからさらに中に入ると、色々な熱帯植物の茂る畑地、沼地、ジャングル、丘陵地ゾーンに区分されていて、多くの花や果実を自然の形で見ることができた。何時もは花と一緒に名板も撮るのだが、後で植物園のHPを見れば花図鑑が見られるだろうと思い込んで名板を撮るのを省略した。花図鑑には載っていない花もあって、推定したり名前を付けられない花もできた。
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(サンジャクバナナ) | (バンダ) |
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(ペンタス) | (モウセンゴケ) |
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(ハイビスカス) | (エクメアウエルバッキー) |
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(ライム) | (ストリクタ ウィオラケア) |
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(バンダ) | (カヤツリソウ) |
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(スパッシフィラム) | (マイソルヤハズカズラ) |
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(ベンガルヤハズカズラ) | (コエビソウ) |
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(ツンベルギア) | (ランタナ) |
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(ペンタス) | (ベニヒモノキ) |
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(アンスリウム) | (??) |
熱帯ゾーンを一回りして二階に上がると、ここにも洋ランの鉢が飾られていて、その前に大きな「茨城県熱帯植物館」の名板が置かれていた。
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(洋ランBと植物館の名板) |
その後エレベータで展望室に上がって周りの山の展望を楽しんでから外に出て、右のコースを歩いてゲートに向かった。最初の大きな樹はユリノキだったかな。
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(ユリノキ?) |
次の樹の枝には毛の生えた先端が尖った冬芽がいっぱい出ている。コブシの樹だろう。
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(コブシ) |
冬枯れのバラ園を過ぎて沈床園に近付くと、フキノトウに似た蕾をいっぱい下向きに付けたミツマタの樹があった。枝が三叉に別れていることでもそれと分かる。
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(ミツマタ) |
無料で入らせてもらったのに、出る時にゲートの係員の女性に「有難うございました」と挨拶されて恐れ入って駐車場に戻った時、ナビの歩行距離はたった2.2km、去年はこの後ヘルスロードを歩く元気があったのに、今の腰の状態はこれで限界、真直ぐ我が家に向かいました。