F35.水芭蕉(赤羽緑地・県植物園)

1.動 機
 NHKの茨城版で、日立の赤羽緑地の水芭蕉が咲き始めたとの情報が流れた。早速出かけてみることにし、ついでに県植物園の水芭蕉も咲いているかもと出かけることにした。当日の早朝、娘から「これから日立に行きたいがOKか」と電話が入って、三人で出掛けることになった。

2.データ
a)山域:赤羽緑地、県植物園
b)登山日:2018/3/24(土)
c)コースタイム:森山10:00 = 10:20赤羽緑地11:35 = 12:10県植物園15:10 = 16:00森山
d)同行者:娘、和子

3.山行記録
3.1 赤羽緑地
 娘が着いてから遅い朝食をとって、何時もの通り娘の車で出かけることになった。TVで情報が流れたばかりの土曜日なので、赤羽緑地の混んでいるかと思ったら、駐車場は意外と空いていた。三人でカメラとスマホを持って出発。
 4段ある水芭蕉畑に着くと、水芭蕉が新鮮な白い花で迎えてくれた。
(二人でカメラ構えて)
(水芭蕉アップ)
 一段目に登りついた時、手前側はまだまばらな咲き様だったが、
(一段目水芭蕉畑)
 奥の方はいい被写体になっていた。
(一段目水芭蕉のアップ)
 二段目、三段目、四段目、それぞれに新鮮な水芭蕉が咲いていて、日頃この赤羽緑地を手入れしている男性が数人の女性を案内して上がってきて、説明する大きな声が聞こえてきた。今は管理しているのは四人ほどになり重労働になっている、こんなに綺麗に咲いてくれるとやり甲斐を感じるとのことだった。
(二段目水芭蕉畑)
 道沿いの草地や斜面には、ショウジョウバカマやヒメリュウキンカなどの可愛い野の花が咲いていて彩りを添えていた。
(ショウジョウバカマ)
(ヒメリュウキンカ)
 上にはコブシが白い花、ヒュウガミズキが黄色い花を咲かせている。
(コブシ)
(ヒュウガミズキ)
 野鳥池、生物観察池まで引き返すと、スイセンやスノードロップ、ヒヤシンス、ハナニラなどの庭の花が咲いていた。
(スイセン)
(スノードロップ)
(ヒヤシンス)
(ハナニラ)

 野鳥池の葦の間にアオサギが見えたのでシャッタチャンスを狙ったが、顔が何かの実?に邪魔されていて残念。
 カモは手前の葦の少ないところを泳いでいて撮影しやすい。
(アオサギ)
(カモ)
 娘が横穴墓遺跡を見たことがないと言うので、上の遊歩道に上がって見学した。手入れしているのか、保護枠を作ろうとしているのか角材が散乱していた。
(横穴墓群)
 下に下りるとアブラチャンの黄色い花が満開になっていて、その下にツクシが頭を出していていた。昔は食材としてツクシ採りにも出かけていた。
(アブラチャン)
(ツクシ)

3.2 県植物園
 赤羽緑地を出て県道358と31と繋いで走って県植物園の駐車場に入ると、休日なのに駐車スペースに不自由無しだった。私と和子は無料だが娘は入場料を払って入場、入ってすぐのところの出店で弁当を買った。
 沈床園の噴水は入った時はお休みだったが、横まで歩いたところで水を噴き出し始めた。沈床園に噴水がないと締まりがない。
(県植物園受付)
(沈床園)
 展示室の手前の梅は終わりに近かったが、トサミズキの花は満開になっていた。
 展示室に入って花の写真展を見ると、色々な花を一輪だけアップで微妙な色合いに撮って、バックをぼかす芸術的な写真ばかり、一回りして外に出て、水芭蕉畑のある水生植物園に向かうと、行く手に白い花をつけた2本の樹が見えてきた。
(トサミズキ)
(2本並んで白い花の木)
 遠目には同じ花のように見えたが、近くで良く見ると、一本はハクモクレン、もう一本はコブシの樹だった。
(ハクモクレン)
(コブシ)
 岩石園近くまで歩くと黄色い花をつけた大きな樹があった。
(サンシュユ)
 近くで見ると小さな花柄が寄せ集まって一つの花に見える花で、「サンシュユ」の名札が付いていた。(3/31ダンコウバイをサンシュユに変更した)
 ここで芝生広場のテーブルが空いていたので、ここで噴水を見ながら入口で買い込んだ弁当を頂いた。
(サンシュユ)
(沈床園の噴水)
 岩石園に入って下っていくと、薄紅色のアカヤシオの花が見られ、近くには少し濃いミツバツツジの花が咲いていた。昔?はこれらの花を求めて群馬の方の山まで出かけたもんだ。
(アカヤシオ)
(ミツバツツジ)
 水生植物園まで下ると、二つの水芭蕉畑があり、どちらにも今が盛りと白い花が咲いていた。赤羽緑地よりも広いこともあるが、人手なして自然な感じなのがいい。
(水生植物園の水芭蕉畑@)
(水生植物園の水芭蕉畑A)
 あちこち歩き回って、いろんな方向からの写真を撮って楽しんだ。
(水芭蕉アップ)
 上に上がってツバキ園の近くには、ツバキの小さな木が、赤と白の花を精一杯に咲かせているのが可愛かった。
(赤いツバキの幼木)
(白いツバキの幼木)
 芝生広場際にはミツマタの列植があり、これも真っ盛りの花を咲かせて華やかだった。
(ミツマタ花盛り)
 ミツマタの近くにはボケの花が咲き始めていていて可愛かった。
 熱帯植物館近くまで歩くと、シャクナゲの木が数株花をつけていた。
(ボケ)
(シャクナゲ)
 熱帯植物館には娘は久しく入っていないことなので、中に入って全体を見て回った。咲いている花は二人で一月末に入っ時と余り変わらなかったが、ウコンラッパバナなど今回新たに見ることができたのも多かった。
(熱帯植物館)
(ウコンラッパバナ)
 熱帯植物館を出て出口に向かうと、シモクレンとハクモクレンの樹が花をいっぱいつけていて綺麗だった。シモクレンはまだ蕾の状態だったが、ハクモクレンは半分以上花開いていて華やかだった。花に近付いて色々とカメラの調整を試みてみた。
(シモクレン)
(シモクレンアップ@)
(シモクレンアップA)
(ハクモクレン)
(ハクモクレンアップ@)
(ハクモクレンアップA)
 モクレンの後は見る花はなく、そのままゲートを出て日立まで娘の車で送ってもらって、写真のやり取りをしたりしばし歓談。


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