I12.2000年8月の山歩き

1.動 機 
 1999年に定年退職し、2000年代には自由の身になり、夫婦二人の山歩きの最盛期になり、週を開けず二人で近くの山に出かけていた。アルバムに写真が残っている山歩きの記録を2000年の6月、7月の記録を前々報「H122.2000年初夏の茨城山歩き」にで報告したので、今回は8月の記録を載せました。

2.データ
a)山域、b)登山日:7/31-8/1富士山、8/3いわき公園・勿来の関跡、8/17笠松運動公園、8/18水郷水生植物園、8/22仏具山、8/26-27田代山、

3.山行記録:
富士山 2000/08/01
 旅行会社ツアーの富士山登山に参加した。五合目までバスで上がって、案内は富士登山専門のガイドさんに引き継ぎ、七合目の山小屋で夕食と仮眠を取って、23時45分に再出発。八合目で小休止後、4時30分に富士山頂上浅間大社奥宮3720mに登りついた。登りついた時にはまだ暗かったが、だんだんと東の空が白み始めた。4時35分からガイドさんが日の出宣言をした4時45分まで1分ごとにシャッタを押した。1分ごとでは多すぎるので、2分ごとの写真を添付します。富士山登山については「H06.富士山(一度は登れ、2度と登るな)」で報告済ですが、この日の出の写真を見てもらいたくて、またここに載せました。
(富士山頂上浅間神社奥宮)
(4時35分撮影開始)
(4時36分)
(4時38分)
(4時40分)
(4時42分)
(4時44分雲海の彼方のご来光)
(4時45分ご来光)
 日の出を浴びながら、後ろの剣ヶ峰に建つ富士山頂測候所をバックに記念写真を撮った。
 山小屋で朝食をとって、ガイドさんの判断でお鉢周りは止めになって、そのまま下山、余った時間河口湖などでゆっくり遊んで帰った。河口湖でゆっくりできるのなら、富士山の剣ヶ峰にも登れただろうと、ガイドさんの顔を恨めしく思い出したものだ。
(富士山頂測候所)
(河口湖湖畔)
いわき公園・奥州勿来の関跡 2000/08/03
 この日は私が講師を務めていたいわき市にあるいわき明星大学に、前期の成績表を教務課に提出するついでに、同行した和子を一寸校内案内をした。
(いわき明星大学)
 明星大学の学食で昼食を済ませ、すぐ近くのいわき公園を一寸お散歩。
(いわき公園)
 暑くていわき公園はすぐに出発、帰りに勿来の関跡に立ち寄って少し歩いてみた。駐車場から少し歩いたところに大きな「奥州勿来関跡」の石碑が立っており、その脇の木製の入口門の奥には石段に続く遊歩道が見えていた。
(奥州勿来の関跡))
 「奥州勿来関跡」の石碑の右には弓矢を持って馬にまたがった勇ましい武将の像があった。平安時代の武将源義家公の像とのこと。
 (源義家の像)
 門を潜って入った公園にあった歌碑だと思われるが、達筆すぎて文字が読み取れない。「名古其とは○○と云ひしーーーー」○○式部詠む
(??の歌碑)
笠松運動公園・戸崎のひまわり園 2000/08/17
 和子が8月初めぎっくり腰になり、2週間孫たちの相手に専心、私はゴルフ三昧。ゆっくり歩いて買物に出ると腰の調子がいいと云うので、8月17日久しぶりに二人で笠松運動公園に出かけて木陰ウオーキング、その後、那珂町戸崎のひまわり園まで車で行ってみた。ひまわり祭りももう最終日で、種が出来た花はみんなうなだれていて、少し寂しい感じになっていた。
笠松運動公園から (那珂町戸崎のひまわり園)
霞ヶ浦・佐原水生植物園 2000/08/18
 朝の新聞に、佐原湿生花園のミソハギの見頃が終わってしまうと出ていて、すぐに出かけてみることにした。R51で南下、県道186の北浦大橋を初めて渡り、利根川を潮来大橋で渡って千葉県に入った。
(北浦大橋)
 千葉県に入ってすぐのところに佐原水生植物園があった。和子の日記には、入園料を払って入ったが、ミソハギの花は期待したほどは咲いていなくてがっかりしたとある。

(佐原水生植物園:ミソハギの花)
 水生植物園では、ハスやスイレンの花が大きな池いっぱいに咲いていて見事だった。
 ハスは、葉に切れ込みがなく春に出た頃は水面に浮いているが後伸びて水上に立ち上がり、花も高いところに咲かせ、根にはレンコンができる。スイレンは葉に切れ込みがあり、立ち上がることなく何時までも水面に浮いており、花も水面に浮くように咲かせ、根にもレンコンは出来ない。

(佐原水生植物園:蓮の花)
仏具山 2000/08/22
 9時40分発でR6を北上すると途中工事中で一方通行で大渋滞、仏具山の林道途中に駐車して山頂まで登ったが濃霧で展望なし。
(仏具山)
 山頂で弁当を食べて下山、途中ミソハギがあるという長沢湿原に立ち寄ったが、まだ蕾もなし。日を変えて、またの時の楽しみにした。
(長沢湿原)
田代山 2000/08/26-27
 常北山水会山岳部の「田代山登山ファミリーバスツアー」参加者40名がマイクロバス2台に分乗してのバスツアーに参加。朝5時半起床、弁当を用意して6時30分我が家発、計算センター前で6時45分乗車。
 美和、馬頭の道の駅でトイレタイム、ライスラインの一本道で高速道の脇を走って、塩原ICから千本松ホウライ牧場=R400=塩原=道の駅=湯の花温泉=11時30分田代山登山口に到着。4班に分かれて12時00分登山開始。
(田代山登山口)
 早々に急登が続き
(田代山登山道)
 田代山山頂1926mに13時45分登頂、
    山頂に大湿原を持つ田代山は、山上の楽園とも呼ばれるほどで、シーズンには多くの高山植物の花々で埋まる。帝釈山は、オオシラビソの林に覆われた地味な2,000m峰ですが初夏には真白なオサバグサで埋まり目を楽しませてくれる。これら好対照な山を組合せた縦走は、変化ある山旅を楽しむことができる。田代山避難小屋(弘法太子堂)は水場なし。中級向けの山。
(田代山山頂)
 山頂に広がる田代湿原を散策して14時45分に下山開始、16時15分登山口着、トイレ休憩後バスに乗って16時45分発車、17時30分高杖温泉のシュガーハイツに到着、4人づつに分かれて部屋に入った。
(田代湿原)
 5時起床、朝風呂に入って、7時から朝食、7時30分出発、8時50分から10時00分迄駒土湿原をウオーキングして今回の山歩きはお終い。
    昭和村と南会津町にまたがる駒止湿原は、ブナ林に囲まれた10数個の湿原が点在しており、 その代表的なものが大谷地(約14ha)、白樺谷地(約5ha)、水無谷地(約8ha)で、 国の天然記念物指定保護区域の面積は148haあります。 この3つの谷地を結ぶ木道と道路は約2kmです。
    駒止湿原の特徴は低層から高層へ3種類の湿原があり、幅広い種類の植物を見ることができるのです。その数は471種類。4月下旬のミズバショウに始まり、初夏のワタスゲ、ニッコウキスゲが湿原一面を彩るさまは見事です。
(駒止湿原にて1班)
 帰りに塩原のドライブインにて餃子食べ放題を御馳走になって、15時に我が家に帰り着いた。
 次は2000年9月の山歩きを報告します。



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