I44 ひたち海浜公園のチューリップとネモフィラ
1.動 機 
 ひたち海浜公園は、去年ネモフィラの面積拡大が実施されたが、コロナ緊急事態宣言で4月4日から臨時休園になって見ることができなかった。ネモフィラの面積が広がった見晴らしの丘を見てみたかったが、足腰の具合が弱ってきて丘の上まで歩き通す自信がなく、昨日は歩くのが楽そうな静峰ふるさと公園のボタン桜を見に出かけた。静峰も思いがけず登り下りの長いコースがあったが、歩き終わっても足腰に異状なく気持ちも良かったので、敬遠していたこの海浜公園を歩くことにした。期待通り、拡張されたネモフィラ園の眺めは素晴らしく、同じく花の盛りだったチューリップ畑もすごく綺麗だった。

2.データ
a)山域:那珂湊市ひたち海浜公園
b)登山日:2021/04/23(水)
(海浜公園西口ゲート部)

3.山行記録
 見晴らしの丘は正午前後が混雑のピークになるとの情報なので、我家を午後2時ごろ出発したが、途中日立港辺りで事故があってR245通行止め、経路を変えられて迂回走行したりで、海浜公園近くの県道に着いたのは3時過ぎ、歩く距離を減らしたく、海浜公園の西口・翼のゲートまで車で送って貰いたかったが、県道からの入口で一般車は通行禁止になっていた。止む無くそこで下ろしてもらって、和子は「勝手にここから動かないでよ」と云いおいて車で駐車場に向かったが、その間の大混雑で「国営ひたち海浜公園」の前で随分と待たされた。
(県道からのひたち海浜公園入口)
 和子がやってきて一緒に翼のゲートへ。久しぶりです。
(翼のゲート)
 ゲートで210円のシルバー入場券を買って入場し、見晴らしの丘は遅いほど空くだろうからと、まずチューリップを見に行こうと、西池の右・南側のフラワーガーデンに向かうと、すぐに満開のチューリップ園が見えてきた。
(チューリップ園)
 チューリップに近づいてみると、色とりどりの花がますます鮮明に綺麗に見えてきた。
(チューリップに近付いて)
 色ごとのチューリップごとに分けた写真も撮っていった。
(近接写真@)
(近接写真B)
(近接写真C)
 八重のチューリップも咲いていて、拡大写真の効果大。
(近接写真A)
 その先にもチューリップ園は続いていた。
(奥にもチューリップ園)
 風車の周りにもチューリップがいっぱい。
(風車とチューリップ)
 どんどん撮りまくる。
(撮りまくり)
 森の奥までチューリップは続いていて、チューリップも植栽面積を広がったのかと話し合ったが、一昨年の記録を見直すと同じような写真が写っていて、チューリップ畑全体を歩き回っていた。(G46.常陸海浜公園の春
(チューリップ園がこんなに広かったっけ)
 そろそろネモフィラに向かわないと閉園時間になってしまうと、チューリップ園を後にして見晴らしの丘に向かった。途中、西池の噴水が吹いていたので、翼のゲートと組み合わせて一発シャッタを押した。
(西池と翼のゲート)
 見晴らしの里まで歩くと、黄色いナノハナがまだ綺麗に咲いていて、向こうの空色のネモフィラが咲く見晴らしの丘いい組み合わせ、みんなシャッタを押していた。
 今年の見晴らしの丘は三つのピークが空色になっていて素晴らしいパノラマ。次の一昨年の写真では左側の一番高いピークが緑色で、今度ここにネモフィラが拡張植栽されたことが直ぐわかる。
(ナノハナと見晴らしの丘@)
 一昨年の写真を見ると、ネモフィラのない左のピークまで行列ができている。そういえば山頂まで登って周りの山など展望していたような気がする。
(2019年のナノハナと見晴らしの丘)
 一番下から見上げるネモフィラ園もいい風景、こちらにも拡張されたのかも。まだ人は結構歩いていて、稜線上に行列が続いている。 
(二本松とネモフィラ)
 少し登ると、左の山頂全体も見えるようになってきて、パノラマはどんどん良くなってくる。ドレス姿の花嫁さんが幸せそうに歩いてくる姿も目を惹いた。
(ナノハナと見晴らしの丘A)
 広いネモフィラ園の中には遊歩道が網の目状に作られているのが見え、途中に立っていた監視員の方に、万一のことを考えて「途中から下る道はありますか」と尋ねると、腰が曲がってステッキを持った私の姿を見て、「分かれ道に目印がありますよ、すぐそこから下りたらいいでしょう」とのお薦めがあった。少し歩いてから、和子が「どうする」と聞いてきたが、「こんな綺麗な山頂を目の前にするとどうしても登りたいよ」と登り続けた。
(交差する遊歩道)
 日に当たって輝き咲き乱れる足元のネモフィラにピントを合わせてシャッタを押してみた。空と同じ色の稜線も綺麗に見える。
(ネモフィラ拡大)
 和子の写真を撮ろうとしていたら、「お二人の写真を撮りましょうか」と親切な男性が声をかけてくださった。構図良く、シャッタチャンスも素晴らしい記念写真が写っていた。
(仲良し)
 どんどん登って南方向を眺めると、ネモフィラ園の向こうに大草原フラワーガーデンの大観覧車が見えていた。
(観覧車とネモフィラ)
 東方向を見れば那珂湊港から阿字ヶ浦にかけての海岸線が見えていた。
(太平洋とネモフィラの大パノラマ)
 さらに登っていくと、二人で鳴らしたことがある見晴らしの鐘が見えてきた。以前は見晴らしの鐘はネモフィラ園の終点近くだったが、今はその上の稜線迄もネモフィラ園が広がっていた。
(山頂へ)
 見晴らしの鐘は近接を避けるためか、打ち鳴らす鎖は取り外されていて、鐘も密封されていた。
(鳴らせない見晴らしの鐘)
 標高58m(ひたちなか市の最高地点)の山頂まで登りついた記念に、山頂からの那珂湊港と風神山の写真を撮っておいた。
(山頂からの那珂湊港)
 大観覧車方向の写真も撮った。こっち方向は山頂までネモフィラが植えられていて、すぐ下に古民家辺りの森が見えていた。
(山頂から観覧車方向)
 古民家方向にジグザグに下る道が付いていた。
(古民家方向に下山)
 ジグザグ道はネモフィラと草原の境目近くまで伸びていて、撮った写真に写っている高い山は筑波山?
(下りの遊歩道はネモフィラ畑の端部をかすめる)
 何枚も撮った写真でネモフィラ園が一番広く見える風景。
(ネモフィラ絶景)
 ジグザグにどんどん下る。
(ジグザグに下る)
 振り返って足元のネモフィラにピントを合わせて撮った写真、ネモフィラの稜線が空に溶け込んでいる。
(上を振り返って)
 ジグザグ道が舗装道に出たところには「出口OUT」の道標が立っていて、ネモフィラの丘の記念写真を撮った。
(ネモフィラ園出口到着)
 舗装道を下っていくと、古民家並びの里の家の横合いに出てきた。里の家脇には真っ赤なツツジが咲いていて綺麗だった。。
(郷の家とツツジの花)
 その先から二軒並んだ古民家が見えていて、出入りする人の姿もあった。
(古民家)
  続くスイセンの丘の花時期は完全に過ぎていた。
(スイセンの丘)
 丘の一部には、ネモフィラの植え込みがあり、白いネモフィラで「30th」の文字を描いてあった。今年で国立ひたち海浜公園の生誕30周年になるとのこと。
(30周年記念)
 次のスイセンガーデンには、まだ色とりどりのスイセンの花が咲き残っていた。
(スイセンガーデン@)
(スイセンガーデンA)
 レイクサイドカフェ前の通りに出て、翼のゲートに帰ってきたとき、「もう直ぐ閉園の時間になります」のアナウンスが流れてきた。今日はチューリップとネモフィラを存分に楽しませていただきました。
(レイクサイドカフェ前)
(翼のゲート)
 次は、本日、ウオーキングコース歩いている途中で撮った、あちこちの民家前に咲いていた春の花を紹介します。


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