X24.偕楽園

1.動 機
水戸芸術館のレストランで行われる孫たちのピアノ教室の発表会に招待された。丁度その日は偕楽園の梅まつりの初日、発表会の前に梅見物をして行こうと寄り道した。綺麗な梅娘さんの出迎えを受けたが、梅の開花はまだ2分咲き程度だった。偕楽園の梅の開花状況報告である。

2.データ
a)山域:偕楽園(25m)
b)登山日:2010/02/20(土)晴
c)コースタイム:
日立自宅 8:30 = 9:10 千波湖無料駐車場 9:15 = 9:30 偕楽園 10:10 = 10:25 千波湖無料駐車場 = 10:35 孫宅 10:50 = 11:00 芸術館(発表会・食事会) 14:10 = 14:20 孫宅 15:40 = 17:00 日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「水戸」

3.山行記録
梅まつりの間は、偕楽園周りの駐車場は全部有料になる。少し離れているが千波湖南岸の無料駐車場を狙ったが、9時過ぎでも、もうほとんど満車、やっと空きを見つけて車を入れた。
千波湖まわりの歩道にはもう多くの観光客が水鳥を眺めたりしながら歩いている。大きくなった噴水が好文亭をバックに高く吹き上げていた。
水戸藩開藩四百年記念映画「桜田門外の変」のオープンセットがあり、先日の森林公園のロケ見学もあって興味を惹いたが、入場できるのは3月になってかららしい。東京ドームと同じぐらいあるという広い敷地に、高さ9mの彦根藩邸の門や15mの桜田門の威容が実物大に再現されていたが、外から眺めただけで通り過ぎた。
(千波湖噴水と好文亭)
(桜田門外の変オープンセット)

陸橋を渡って偕楽園前に上がると、今日からお祭りなので、あちこちでお土産屋の売り込みの声が元気に響き渡っている。東門から入ると、見渡せる梅の木にはまだ殆んど花は咲いていない。案内所の人にお勧めのコースを聞いて歩き始めた。
好文亭の別れ近くに今年の梅娘さん5人が並んでいた。初日なのでまだ観光客のカメラに嫌な顔一つしないで笑顔を向けてくれる。梅の花は少し淋しかったが、梅娘さんの明るい笑顔はそれをカバーして余りあった。
(偕楽園東門)
(梅娘さん)

園内には3,000本の梅が植えられ100もの品種があって、木ごとに名札が付けられているが、とても見分けをする根気は湧いてこない。ところどころに綺麗に咲いている花を見つけては、匂いを嗅いでみたりシャッタを押したりしながら急ぎ足で梅園だけを一回りした。駐車場に戻る途中、旗を持った先導者に続くツアーの団体さんに何組も出合った。日本三大名園はこれから1ヶ月大変な混雑になるのだろう。
(ハクバイ)
(コウバイ)

駐車場に戻って孫宅に向かい、水戸のジジババと一緒にママの運転する車で芸術館に向かった。パパは可哀そうに今日はお勤めだ。小学生1年生から高校生まで色々なお手並みの演奏に拍手を送ったが、アキの「踊るポンポコリン」他2曲やサーちゃんの「エリーゼのために」はジイの贔屓目かもしれないが、なかなか上手にひいていた。今年のピアノ発表会は芸術館の中のレストランで行われ、発表会後の食事はジジババにとって久しぶりのコース料理で、これも嬉しかった。


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