X31b.ニュージーランドトレッキング(11/19)
(ウエリントンからネルソンへ)

空港で本隊を見送ってからネルソンに移動して、ヒーフィートラックを案内してくれるRNZの仁君の案内でネルソンの市内観光をして民宿に入る。巌さんの新居にデイナーのお招きを受ける。

11日目(3月9日):ウエリントンからネルソンンへ

ウエリントンホテル 5:30 = 5:45 ウエリントン空港 6:40 = 7:10 ウエリントンホテル 11:05 = 11:25 ウエリントン空港 12:35 = 13:10 ネルソン空港 13:20 = 13:30 海浜展望台 13:45 = 13:55 ビジタセンタ 14:25 = 14:30 大聖堂 14:50= 15:25 友人宅 16:30 = 16:40 RNZ事務所 17:00 = 17:30 スーパ 17:40 = 17:45 民宿 19:20 = 19:40 巌さん新居 22:00= 22:20 民宿

朝早く起きだしてシャトルで空港に直行して、先に帰国するみなさんを見送った。ホテルに戻って寝不足を補おうと部屋でぼんやりしていたが、他の4人はケーブルでウエリントンの裏山に登って、街まで歩いて下りながら広い展望や可愛いお花を楽しんできたとのこと。しまったと思ったが後の祭り。旅に出たら活動的でないといけません。
再度シャトルでウエリントン空港に向かい昼食をとって、ネルソンまで乗る飛行機を見てビックリ。11人乗りの小さなセスナ機である。これでは重いトランクは運べない。そのため我々6人のヒーフィートラックのための荷物はピクトンからネルソンに陸路で運んでおくために、憲司君がクイ-ンシャーロットトラック3日目に迎えに来てくれていたのだった。
(本隊を見送る)
(小型セスナ機)

空港を飛び立つと、下の山ににウエリントン郊外の家並みが広がり、次いで数えきれないほどの風力発電機の列が眺められた。家も発電機も昨日フェリーで見たよりもずっと数が多く、迫力があった。
南島の上まで来ると、今度は複雑に入り組んだサウンド群が見えるようになり、終わりごろにクイーンシャーロットサウンドとケナプルサウンドに挟まれたトラックも確認できた。セスナ機は手動運転なので、デジカメのシャッタを押しても運転に支障はなく、すぐ前の運転席からもご注意はなかった。
(風力発電機の列)
(クイ-ンシャーロットサウンド)

30分ほどのフライトでネルソン空港に到着すると、これから最終日まで面倒を見てくれるRNZの仁君が車で出迎えてくれていた。
巌さん運転、仁君説明の市内観光になり、まず市街に向かう途中の高台からの展望を楽しんだ。360°の方位盤があったが、地名に馴染みがなく、仁君の説明だけが頼り。
(ネルソン空港、仁君出迎え)
(海浜展望台)

街に下ってビジタセンタに立ち寄り、明日向かうエイベルタスマン国立公園や、明後日からのヒーフィートラックのあるカフランギ国立公園などの予備知識を入れてもらった。
スポーツ店に立ち寄ってヒーフィーのための登山道具を調達してから、街の中心部にある大聖堂を見学した。回りは綺麗な花で取り囲まれ、内部に人影はなかったが、美しいステンドグラスに囲まれ、聖堂の歴史を説明する資料が多くあった。
(ネルソンビジタセンタ)
(大聖堂)

車は市街から30分も走って郊外に入り、途中のトニー&キャロルさんの家に立ち寄った。RNZと親交のあるご家族で、手作りのケーキに果物、美味しいワインのもてなしを受けた。巌さんの夫人の優子さんが息子のサム君に日本語を教え、優子さんはキャロルさんから英語を教わっているとのことで、途中から優子さんも加わって和やかなお話が続いた。
さらに10分走ってRNZの社屋に立ち寄って事務所や倉庫を見せてもらった。倉庫の中のおびただしい数のアウトドアスポーツの道具に圧倒された。
(友人宅でもてなし)
(RNZ事務所)

途中、スーパで買い物をして、今夜の宿の民宿に入った。ピータさん夫妻と幼い二人のお嬢ちゃんのいるお宅で、客室は2部屋と別に自炊棟があった。"BED & BREACKFAST"(略してBB)と言って、朝食だけ付くNZでよくある民宿だそうである。
部屋に荷物を入れて休んでいると、ご主人が庭を案内するとおっしゃる。2ヘクタールもある敷地に果物の木がたくさんあり、自然農法のような色々な野菜があちこちに生えていた。近所が遠いから子供達はいつも仲良く二人だけで遊びまわっていた。
(民宿)
(広い庭園の案内)

夕食は巌さんの新居でいただくことになった。仁君の車に迎えられて15分走って新居の取り付き道路に到着、ゲートを開けて進むと牛の群れに出合い、一匹がなかなか逃げなくてこちらを胡散臭そうに見つめていた。5分走った新居の近くにもゲートがあって、二つのゲートの間が牧場になっているのだった。10ヘクタール以上の敷地の一部を牧場として貸し出して、牛や羊に除草作業をしてもらっているとのことだった。
(ゲートを開く)
(逃げない牛さん)

新居は高台に建っており、見晴らしは360°、Mtアーサーなど登り甲斐のありそうな山も並んでいた。朝な夕なにこんな雄大な景色を眺めながら過ごしていれば長生きできそうだ。お隣さんのお家ははるか彼方の高台に建っていた。
引っ越したばかりの忙しい所に招かれて、手作りの料理の数々をいただきながら、美味しいワインやビールで夜遅くまでお邪魔したのでした。
(広大な敷地のなかの巌さん新居)




inserted by FC2 system