3.山行記録
3.1 辰ノ口親水公園
我が家を出てR293を走って西山荘上を過ぎた辺りまでは覚えがあるが、後は私には記憶がない道、久慈川沿いに出て走り、県道165(山方大宮線)につないでどこまでも走っていく。随分走ったなと思っていると、左に「辰ノ口親水公園」の立派な石柱が立っていて直進方向に→印が付いていた。
ここから左に見える久慈川堤の桜並木はまだほとんど開花していなくてがっかりさせられたが、やがて現れた県道右沿いの桜並木は綺麗に咲いていて、これを見ながら走っていくと左下の広い駐車場はがら空きだった。
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(県道大宮線を辰の口へ) | (辰ノ口駐車場) |
県道まで上がって左右正面の桜並木の写真を撮った。パノラマ合成してみたが見られる画像にはならなかった。
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(県道沿いの桜並木:北方向) | (県道沿いの桜並木:南方向) |
ふるさと館を通り過ぎて久慈川の堤の上に造られた遊歩道の上に出た。数本の桜の木には何とかみられる程度に咲いていて、シートを敷いて弁当を広げている家族ずれなどのグループがあったが、その先の開花状況は淋しく遊歩道を歩いている人の姿はほとんどなかった。
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(親水公園の桜並木はまだ) |
桜並木の下に列植されているナノハナも、黄色い花を咲かせているのはまだ数株。上の紅白の桜の花が咲く頃は、下の黄色いナノハナの帯もまっ黄色になって綺麗だろうなと想像してみた。
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(菜の花もまだ) |
その先、あまり変化もなさそうなので、久慈川監視所(?)先まで歩いて咲き始めの桜を眺めながら引き返した。
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(引き返す) |
3.2 桃源
駐車場に戻って車に乗って、県道の桜並木や菜の花畑を眺めながら常陸太田まで引き返して、昼食をとりに西山荘入口にある桃源の食堂に入った。
桃源入口には真紅の桃の花が見事に満開に咲いていた。
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(県道を引き返して) | (桃源入口の八重桜) |
蕎麦の昼食を頂いて、前庭の西山の里に出て散歩した。鯉の泳ぐ池にめぐらされた板敷の遊歩道が気持ちいい。
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(庭園の池と板敷の遊歩道) |
松の植え込みなどの奥に紅白の桜の花が咲いていた。ここで引き返す。
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(庭園の紅白の桜) |
振り返ると、今は花のない菖蒲園の向こうに桃源の瀟洒な建物が格好良く見えていた。
池の鯉に餌をやっている家族連れがあり、無数の真鯉緋鯉が重なるように餌に群がっていた。
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(庭園からの桃源) | (投げ餌に群がる鯉) |
駐車場を出て次の西山公園に向かうと、駐車場入口の角に雪柳の植え込みがあり、真っ白い花を筋のように咲かせて綺麗だった。入るときに気が付かなかったのが不思議。
3.3 西山公園
駐車場を出て直ぐの分岐を入って西山公園への道を車で入って行くと、途中から一方通行、車道の両側の桜の並木が満開の花を咲かせて綺麗だった。やがて車が列を作って渋滞、その先に分岐があってここからは交互通行になっていて、指導員が交通整理をしていた。→印のある分岐点脇に駐車場がありここに車を入れて歩き始めた。
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(駐車場出口に雪柳) | (西山公園入口は交互通行:→印分岐に駐車場) |
駐車場の上に階段道があり、桜の花は遊歩道沿いだけでなく広い範囲に見ることができ嬉しい登り路。
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(駐車場から登っていく) |
右上に真っ白い大きな花びらを咲かせた桜の木が目立っていて、近くまで登ってシャッタを押した。桜の品種は分からない。
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(大輪の桜の花) |
車道側を見ると、車道沿いの桜並木越しに、向こうの尾根にも桜が咲いているのが見えていた。
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(車道沿いの桜並木) |
右上に高い展望台が見えていたが、そのまま桜見物を楽しみながら遊歩道をゆっくり登っていった。
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(桜を眺めながら登る) |
やがて左の車道の先に駐車場が見えてきた。桜の花の間から見てもほぼ満車状態で、ここの係員が下りたい車を纏めて下らせ、下の分岐点にいる係員に連絡して、下った分の台数だけ登らせて交互通行を維持している。綺麗な桜の下でご苦労様です。
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(上の駐車場) |
駐車場のすぐ上には満開の花があり、日当たりの方向もよくてパチリ、パチリ。
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(ナイスショット@) |
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(ナイスショットA) |
上の駐車場に下りてみると、更に義公廟の方に延びている道はあるが、そっちまで足を延ばす元気はない。
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(義公廟方向) |
駐車場の脇には大きな枝垂桜の木が五分咲き、その枝垂れの向こうには大きな藤棚があり、この上が登ってきた尾根の左隣の尾根に違いない。
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(枝垂桜の大木) |
右側の斜面には谷底まで桜の木が植えられていて、谷の向こうにも尾根があり、桜が咲き人の歩いている姿が見えていた。
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(斜面の桜の向こうにも丘あり) |
反対側の車道側を見ると、車道沿いに登ってきた尾根の桜並木が見えていた。
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(車道向こうの桜並木) |
尾根上を進むとまだ咲いていない木もあるが、密に植えられた桜の木が立ち並んでいた。
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(桜の丘) |
下っていくと「創立十周年記念植樹」の記念碑がたっていて、1970年にさくら330本を植樹したとあった。この公園の桜の木は樹齢50年以上になるらしい。
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(記念植樹の記念碑) |
桜の木はまだずっと下まで続いていたが、下の駐車場の下る階段道を見つけて、西山公園はここでお終いにすることにした。
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(駐車場へ下る) |
車道まで下ったら車道沿いの桜並木が綺麗に見えていて、車道からのもっと見たくなってなって、上の駐車場まで車で往復してもらった。
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(車道を山頂駐車場まで往復) |
3.4 阿漕ヶ浦公園
辰の口での時間が短かったので家へ帰るにはまだ早い。
一昨年の桜が綺麗だった東海村の阿漕ヶ浦公園が、NETに5分咲きで綺麗になっていると出ていたので寄り道することにした。入口駐車場から出た園内車道に枝を伸ばした桜の老木並木が見事に花開いていて綺麗だった。
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(阿漕ヶ浦入口駐車場から) |
その奥には枝垂桜の並木があるが、その脇の道が工事中で半分立ち入り禁止、ゆっくりと見ることができたのは手前の2本だけだった。
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(枝垂桜) |
毎年屋台が並ぶ所が工事中だったので、今年はわき道に数軒出ているだけ、味わうお客さんんもいなくて淋しい様子だった。
二つのグラウンドの間の桜並木が綺麗だったことを思い出して、ホッケー場と外枠との間の遊歩道を歩いて一番奥の野球場へ向かった。
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(淋しい屋台) | (野球場へ) |
その奥の二つのグランドの間の桜並木を期待してきたのだが、今年はここもまだ咲き始め、少し早かったかとすぐに引き返した。
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(野球場とホッケー場の間の桜並木) |
公園管理事務所前には座した裸婦像「まどろむ」があり、ホッケー場の外枠沿いには天を仰ぐ真っ黒い男性像が立っていて、名板には「天を乞う者」と記され、「まどろむ」と同じ人の作品で東海村芸術振興賞となっていた。
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(天を乞う者) | (まどろむ) |
昨日の泉が森での脚慣らしが功を奏したか、三か所の桜見物に無事ついて歩くことができて満足、途中のスーパでの買い物にも付き合って我が家に帰ってきた。