G611.千葉県での兄弟会(1日目)

1. 動 機
 私の故郷は広島県の三原駅からバスで1時間も揺られて入る山奥の旧久井村、5兄弟はそれぞれ異なる大学を出て現在は全国に散らばった。長姉は3年前に逝去したが、毎年のように4兄弟が奥さんを伴ってどこかに集まって、元気な顔を確認しあっている。今年も去年一昨年と同じく三男の計画のお世話になって、千葉の宿に2連泊して楽しい時間を過ごすことができた。一日目、北千住駅に集合してシアター1010で島根県のダイナミックな伝統芸能・石見神楽を観覧し、小さな店ながら色々な地ビールを提供してくれるさかずきBrewingで楽しい昼食をとって、千葉みなとのオークラ千葉ホテル泊。二日目は外房線の土気駅まで移動してホキ美術館で実写絵画の魅力を体感し、千葉みなと駅に戻って、千葉港めぐりの遊覧船に乗る積りでポートパークまで歩いたが、外海があれているから今日はお休み! 高いタワーの展望台に上って四方(三方(ポートタワーは三角形だった)と書いたが菱形でした)の展望を楽しんでから公園の中を歩いてからホテルに戻り、しばらく幹事室でダべリング、夕食は外に出て料理屋”まあーなべや”で豪華な鍋料理を囲んだ。三日目は東京に移動して迎賓館の豪華な離宮や前庭などを見学、広島アンテナショップtauで懐かしい広島の味を味わったり名産品を買いあさったりして、東京駅のコーヒショップで来年の再開を約して解散した。今回はこの一日目だけを報告します。

2.データ
a)山域:千葉、東京
b)登山日:2019/6/1(土)〜3日(月)
(兄弟会千葉の観光ポイント)
c)同行者:3兄弟2夫人、和子、(幸治さん、怜那ちゃん:1日目神楽と昼食会のみ)

d)一日目行程:
    自宅7:50 = 大甕駅8:07 = 8:30水戸駅8:48 =ときわ号 = 9:41柏駅9:46 = 10:03北千住駅10:10 ---- 10:35シアター1010(石見神楽) 14:15 ---- 14:35さかづきBrewing16:35 ---- 16:45北千住駅17:10 = 17:45新松戸駅 = 18:16西船橋駅15:10 = 18:16千葉みなと駅15:10 = 15:30オークラ千葉ホテル15:50 (泊)
3.記録
 幹事役の三男が調べて連絡してくれた7時53分発の特急指定席をとっておいたが、当日朝、呼んだタクシーが時間が迫ってもやって来ない。催促すると「車は国道で待っているから出てこい」という。国道まで歩いて出るのなら駅まで歩くよとタクシーは断って歩き始めると、この姿を見た近所の人が親切に車を出して下さった。残念ながら特急はすでに通過済、諦めて次に入ってきた普通列車に飛び乗って、「北千住駅での集合時間には間に合わず、この日メインイベントの石見神楽の入場時間にも遅れる」とメール連絡した。スマホで調べて、水戸駅で次の特急に乗換えて「集合時間に間に合いそう」と連絡しなおし、柏駅で快速電車に乗り換えて無事皆さんと合流! コインロッカーに荷物を預けてすぐ近くのシアター1010まで歩いた。
 会場入口には「石見神楽東京公演」のビラ、「祝・日本遺産認定」の幟も立っており、長い行列ができていた。幹事から送られてきていた指定席券は広い会場の前の方の上等席、石見神楽の迫力を存分に楽しむことができた。
(シアター1010)
(シアター内)
 島根県石見地方に伝わる伝統芸能「石見神楽」には島根県各地で社中が出来ているが、今回の出演は浜田市の亀山社中という団体とのこと。演目は女性アナウンサーの語り付きで(儀式舞 五條橋 大蛇 岩戸 恵比須 頼政)が行われた。始めから豪華絢爛な衣装、勇壮な舞に圧倒され続きだったが、写真撮影禁止でぼけ老人には具体的なシーンが頭に残っておらず表現のしようがない。天岩戸の話はおぼろげに覚えていた筋とちょっと違っていたみたいな気がした。
 退場時、ホールに2匹の大蛇が2匹見送りをしてくれていた。この4倍の大蛇が舞台全体をうねり回る光景が一番印象深かった。
(大蛇二匹)
 その先では主演の役者さんや語りの女性が記念写真の相手をしていたが、並んで写る勇気が出なかった。
(役者さん二人)
(役者さんと案内女性)
 石見神楽の終演は14時、駅の反対側の小さな地ビール屋さんのテーブルを8人で囲んだ。末弟の奥さんはお仕事で今晩到着予定、三男の可愛いお孫さん・怜那ちゃんと新潟の亡長姉の一人っ子在京の幸治さん特別参加。中に入ってびっくりしたのは、ビールはすべて自家製、ビールに加える薬味の種類は数えきれない。怜那ちゃんと和子はノンアルコール、私はなんという名前のビールを飲んだか覚えていないが、美味しく飲みながら楽しい会話に酔いしれた。
(地ビールで歓談)
 この地ビール屋さんは「さかずきBrewing」という店だったが、外観は目立たないお店なのに幹事さん良く見つけてくれたものだ。旭町商店街を抜けて北千住駅に戻り、コインロッカーから手荷物を出し、幸治さんとここで別れ、怜那ちゃんとは次の駅でバイバイし、6人でホテルのある千葉みなと駅に向かった。
(さかずきBrewingを出て)
(北千住駅へ)
 千葉県の路線にはまるで不案内、予習もしていなかったのでどこを走っている電車に乗っているのかさっぱりわからない。適当に写真を撮っておけば後で駅名が分かるだろうと2,3枚づつシャッタを押しておいたのだが、帰宅後、写真をを見たら駅名は写っておらず、幹事さんにメールで教わった。北千住駅〜新松戸駅〜南船橋駅〜千葉みなと駅とつないだとのこと。
(電車の窓から)
(新松戸駅)
(南船橋)
(千葉みなと駅到着)
 千葉みなと駅前から広場を抜けて広い車道沿いの歩道を歩いて行った。周りに広い駐車場を見ながら歩いていくと、面白いマンホールの蓋があった。市の花「大賀ハス」、市の木「ケヤキ」、市の鳥「コアジサシ」がデザインされている。とのこと。
(千葉みなと駅前)
(千葉みなとのマンホール蓋)
 横断歩道を何度か歩いて今日の宿、オークラ千葉ホテル前に6時半到着した。
(ホテル前)
(オークラ千葉ホテル正面入り口)
 部屋は7階、展望が気になって2回シャッタを押していた。1枚はポートタワー方向、もう1枚は港方向。ホテルのレストランで夕食を食べて、最上階の展望風呂に入って気持ちよくベッドインしました。
(千葉ポートタワー方面)
(千葉港方面)
 

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