I14.2000年10月の山歩き

1.動 機 
 前回の2000年9月の山歩きに続いて、9月末に歩いた9月28日、29日の那須連山一泊登山の山歩きを報告する積りで、アルバムの写真を全部デジタル化して、那須に付いて色々検索していたら、私の報告「N91.那須の山巡り(南月山−白笹山、朝日岳−三本槍岳)」が出てきて、すでに報告済なことが判った。無駄な日数を浪費したことにがっかりしながらも面白く記録を読み直し、次のアルバムに移ったら、10月は2日〜10日の東北登山旅行19日の安達太良山が報告済で、10月で残っているのは27日の鶏足山-焼森山、28日の御前山(白山神社-赤沢富士)、31日(竜ヶ峰-剣ヶ峯-峰寺山)の記録になりました。PCのファイルを調べていたら、この頃は既にデジタルカメラで使っていて、アルバムの外にも多くの写真があることが分かり、今までの思い出山行記録に付いても追加したい面白い写真がたくさんありました。

2.データ
a)山域、b)登山日:10/27鶏足山-焼森山、10/28白山神社-赤沢富士、10/31竜ヶ峰-剣ヶ峯-峰寺山

3.山行記録:
鶏足山-焼森山10/27
 我が家発車8時40分=馬門の滝=10時00分茂木町役場10時15分=10時40分鉄塔登山口10時55分ー12時00分鶏足山ー鶏足山三角点12時15分ー12時45分焼森山12時55分ー三峰石(昼食)13時20分ー鶏足山三角点ー15時00分鉄塔登山口=買い物=17時10分我が家

 朝からの好天に誘われて、8時40分に我が家を発車、R6南下すぐのR293に曲がり、常陸太田の黄門さまの西山荘脇を通って常陸大宮の街中を突き抜けて、那珂川沿いをはしるR123にのり、新那珂川橋を渡って支流・逆川がV字にうねるところにある、馬門の滝展望台に立ち寄った。馬門の滝は逆川がV字に引き返すところにあるごつごつとした岩場に堰き止められて、下流側で岩の合間から何本にも分かれて白波を上げながら流れ下る落差10m弱の滝。

デジカメ
(逆川・馬門の滝:展望台から)
 滝口近くまで下って見ると、なかなか迫力もある美しい滝でした。


(逆川・馬門の滝/デジカメ)
 馬門の滝を楽しんでから茂木町役場に立ち寄って茂木町役場で鶏足山の資料を貰い、並柳部落から林道をくねくねと登ってKDDの鉄塔が立つ駐車場に車を停めた。
  駐車場を10時55分い出て、鉄塔の立つ山から幾つもの登り下りがあって苦しかったが、いろいろな白い花や赤い実を付けた野の花が芽を楽しませてくれた。
(タケニグサ)
(サラシナショウマ)
(コウヤボウキ)
(ミヤマシキミ)
 アップダウンを何回も繰り返して、12時00分に登りついたごつごつとしたピークに鶏足山の山名板があった。
(鶏足山)
 やっと鶏足山の山頂に登ったあ、と思って満足顔で記念写真を撮った。

(鶏足山)
(鶏足山記念写真)
 次は焼森山へと思って足を延ばしていくと、またいくつか目のピークに「鶏足山山頂」の山名板が立っていた。これが430.5mの鶏足山山頂だった。
(鶏足山山頂)
 山名板の下に「山は、川の母 森は、動物のふる里 自然は、地球の宝」の標語板が付いていた。
(鶏足山山頂)
 鶏足山三角点からは12時15分に歩き始めて、12時45分に420mの焼森山山頂に着いたが、白や黄色の野の花が目を楽しませてくれた。。
(コヨメナ)
(タカネニガナ)
 420mの焼森山に着くと「焼森山頂上420m」の山名板が立っていて記念写真。
(焼森山頂上 430m)
 12時55分に焼森山山頂から少し下って
(鶏足山山頂の鶏冠岩の上から)
 三峰石の上に移って高峯、仏頂山、加波山などの展望を楽しみながら昼食をとった。

(三角岩の上から高峯/加波山筑波山)
 昼食を終え、焼森山を13時20分発、鶏足山三角点を13時50分に通過して、KDD鉄塔登山口に15時到着。15時20分発、途中、野菜を買って、我が家には17時10分帰着した。

白山神社-赤沢富士-富士山10/28
 我家9時40分発=11時00分上阿野沢・白山神社登山口11時05分ー11時25分白山神社11時40分発ー11時50分分岐ー13時20分赤沢富士13時30分ー13時50分林道ー14時10分白山神社登山口=かつら道の駅(昼食)14時50分=青少年旅行村14時55分ー富士山15時10分ー駐車場15時25分=16時55分帰宅

 我家を9時40分に発車、R6からR293へ分かれて北上、常陸大宮で那珂川大橋を渡ってかつら道の駅で一服。上阿野沢の部落に入ると赤い鳥居があり、脇に「白山神社登山口」の標石が立っていた。
(白山神社鳥居))
 次にある写真では、鳥居を潜らないで脇の林道をどんどん歩いていっている様子。
(白山神社登山道))
(白山神社登山道))
 それでも登山口を11時05分に出て白山神社に11時11時25分、20分ほどで着いている。標高差は150mあり、NET
への投稿者のコメントには、鳥居を潜ると急坂の登山道脇には多くの祠や石像が見られるとのこと。そんな写真が残っていないのが淋しい。
(白山神社)
 白山神社から、赤沢富士に向かったが、その道中に撮ったデジカメの花写真があった。
(タマスダレ)
(クルマバハグマ)
 11時40分に白山神社を出て、赤沢富士に着いたのは13時20分、直線距離1kmもないところを1時間40分もかかっている。案内板がなくて何度も道を間違えてはひき返しを繰り返してやっと辿り着いたと日記にもある。
(赤沢富士三角点)
 13時30分に赤沢富士山頂から杉林を下っていくと林道が見えてきて、この林道を歩いていって白山神社登山口に14時10分無事到着した。かつら道の駅で昼食をとって14時50分再出発。
 目的地は御前山の「富士山」。下伊勢畑の吉田神社の奥に御前山青少年旅行村があり、その駐車場に車を停めて、10分ほど階段道を登ったところが標高168mの丘があった。その丘の上に展望台があり、この展望台の上が「富士山」で、眼下に那珂川、御前山橋、城里の街が広く見渡せました。
(御前山展望台富士山からの展望)
 富士山登頂に満足して御前山の山歩きはお終い、15時25分に旅行村を出発して、途中、孫の誕生日祝いを買って16時55分我家に帰宅しました。

剣ヶ峯-閑居山-峰寺山10/31
 我家8時35分=日立南IC=9時05分千代田石岡IC=9時25分千代田村役場=9時40分青年の家(竜ヶ峰158m)9時55分ー(直登)ー10時45分剣ヶ峯345mーパラボラ山−直登コースーいやしの里ー青年の家12時00分=林業試験場ー志筑の百体観音ー尾根・閑居山227m−林業試験場=上曽=15時00分西光院(立木観音と舞台)ー15時45分400m峰(峯寺山379mの代り)=買い物=我家
 
 我家を8時35分発車して、日立南ICから常磐道に乗って千代田石岡ICでおりて、県道筑波千代田線で西走、途中で北上して茨城県県立中央青年の家に車を停めた。青年の家は竜ヶ峰。
    筑波山系,標高180mにある自然豊かな青少年教育施設です。
    学校の教育活動の他,一般の青年団体,企業団体等でもご利用いただけます。
    茨城県立中央青年の家では,写真のような様々な事業を行っており,豊かな自然と充実した施設で,自然体験やスポーツ・アウトドア活動,創作活動などの体験活動や各種研修等を行うことができます。

    近年南側中腹の採石場跡に建設された雪入ふれあいの里公園を起点として登山道が数ルート整備され、標識なども各所に設置された。これによるとパラボラアンテナなどの通信施設がある標高390.7mの山頂付近を通称「パラボラ山」、山頂西側標高360mの尾根付近を通称「剣ヶ峰」と呼んでいる。
 ここ竜ヶ峰から剣ヶ峯への直登コースの案内があったので、この道に従って9時55分歩き始めた。車道を歩いていくと川の橋の袂に「剣ヶ峯コース」の案内板があり、ここから結構きつい登りになって汗を絞られた。
(青年の家から剣ヶ峯コースへ)
 尾根まで上がると刈り込んであって歩きやすくなり、嬉しいおまけまでついていた。登山道わきにアケビの実がいっぱい口を開けて転がっていたのです。茂みにも口を開けた実がいっぱい付いていて、叩き落しながら甘い実を、種を吐き出しながら美味しく頂戴した。
(アケビの茂み)
(アケビの実)
 剣ヶ峯の山頂360mには案内板があり、左にパラボラ山とありこの尾根の最高部390mなので登ってみる。
(左パラボラ山朝日峠・剣ヶ峯・右あきば峠)
下中央青年の家
 何処で撮ったか分からない風景写真。地形から見るとパラボラ山辺りから霞ヶ浦方向かと思われ、左の山地にある家屋群が中央青年の家だと判断したが、どうか定かではありません。
(パラボラ山から霞ヶ浦方向)
 パラボラ山からはいやしの里へ直登コースを下って、車道を歩いて青年の家の駐車場に戻った。竜ヶ峰から撮った写真にパラボラの塔がはっきりと写っています。
(パラボラ山390.7m)
(竜ヶ峰からパラボラ山)
 青年の家を12時00分に発車して林業試験場(今はない)に車を停めて、案内板に従って閑居山摩崖仏方向に歩いていった。
(林業試験場近くの案内板)
 摩崖仏迄は急な石段があり、道沿いには多くの石仏が祀られているらしいのに、その写真が一枚も残っていないのが残念。
(百体摩崖仏への石段道)
 摩崖仏のところまで登っていくと、大きな岩の表面のあちこちに数えきれないほどの仏さんの像が彫られていた。これが歴史のある摩崖仏だった。鎌倉時代に彫られたものがよくも残っていたものだ。その下には小さな立体の石仏も幾つも祀られていた。
(百体摩崖仏@)
(百体摩崖仏A)
 百体摩崖仏の説明に、大判の説明板の写真を載せておきます。
(百体摩崖仏)
 摩崖仏を見てから、登山道を登り切ったところにも「茨城県指定文化財 百体摩崖仏」の石碑が立っており、別に閑居山の案内板があり、この尾根道の先に閑居山があることを案内していた。案内に従って閑居山の山頂227mまで往復してから林業試験場に戻った。

(百体摩崖仏石碑と閑居山への案内板)
(閑居山の案内板)

 林業試験場から石岡市内を北上して、峰寺山西光院の駐車場に移動した。峯寺山西光院は、京都の清水寺のように崖に造られた木組みの舞台があるお寺でした。
 西光院の観光案内書の写真を、舞台の上に和子が立っている写真と入れ替えました。
(峰寺山西光院観光案内書:写真は入れ替え)
 西光院全景です。
(峰寺山西光院全景)
 峰寺山の舞台です。
(峰寺山西光院の舞台)
 舞台からは八郷盆地と石岡の低山を一望することができました。
(峯寺山西光院舞台から石岡の盆地)
 いばらぎ森林浴の道 峰寺山の案内板があり、峰寺山山頂まで東筑波ユートピア脇の登山道を登ったが、「峰寺山はユートピア敷地内にあって登れず、代わりに隣の400mほどの山に登った。」と日記にあるが、近くに峰寺山より高い山はない。
 峰寺山からの下りは車道を歩き、峰寺山など周りの山を眺めながら下った。

(峰寺山)

(峰寺山)
(下山は車道)
 下の写真の山の間に見える小さな山は筑波山?、
(筑波山見えた!?)
 西光院駐車場に戻って、帰りは高速道には乗らないでひたすらR6を走って我家に帰った。



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