I23.2000年11月の山歩き(3)妙義山石門巡り

1.動 機 
 今回は旅行社のバス旅行で、2000年11月12日妙義山の石門巡りに出かけた。ツアー案内書に鎖場の岩場が多いと注意書きがあったのか、参加者全員岩登りのベテランばかり、第一石門から第四石門の他、天狗のひょうてい、大砲岩、轟岩など名立たる難所にも全部挑戦できたようだ。妙義山には、このあと何度か登っていて、B105.キノコオフと妙義相馬岳(関東百名山)S55.西上州山巡り(荒船山・物見山・裏妙義丁須岩)A105.妙義山中間道とアプトの道などの記録が残っています。
(2007/01/31の山行経路)

2.データ
a)山域、妙義山中間道
b)登山日:2000/11/12
c)時間記録
 自宅発車4:55=5:15東海駅5:25=6:15水戸IC=7:20守谷SA7:30=松井田妙義IC=9:45妙義登山口PA9:55ー第一石門ー第二石門ー第三石門ー第四石門ー大砲岩ー天狗のひょうていー第四石門ー見晴台ー12:20とどろき岩ー中岳神社ー12:50駐車場=13:20荒船の湯14:50=下仁田IC=水戸IC=19:50東海駅=20:10自宅

3.山行記録:
 朝4時20分超早起きし、4時55分我が家を出て集合場所 の東海駅の近くの駐車場に車を入れてバスを待った。日立からの参加者を乗せたバスは10分後にやってきてすぐ出発、水戸ICから常磐道に乗って、外環道から上信越道に乗って松井田妙義ICで高速を下り、妙義山麓のくねくね道に入って、途中の道の駅でトイレ休憩した時に妙義山の岩峰が正面に見えていた。元気だったこの頃は、いつかこの山頂を縦走したいねと話し合ったかも。
(9:39 バスの窓からの妙義山)
 座席の位置が悪かったのか、途中で岩山を撮った写真には正面から撮ったものがなく、終点近くのさくらの里に入ってから撮った写真が2枚ある。
(9:41 バスの窓から妙義の岩山見えてきた)
(9:42 バスの窓からさくらの里通過)
 中之岳神社の広い駐車場に入って、後に聳える金洞山の岩峰群をバックにいい記念写真。
(9:55 中之岳神社大駐車場から金洞山)
 駐車場の端に妙義公園の看板があり、二人での記念写真を撮ってもらった。後の尖った岩峰群がいかにも妙義らしい雰囲気。 
(9:55 妙義公園駐車場から妙義山)

 中之岳駐車場から石門めぐり登山口には、金洞山の右の岩峰群を見上げながらしばらく車道を歩いた。
 登山口についてから簡単な鎖場もある登山道を登ると紅葉越しに第一石門が見えてきた。第一石門は登山道の上に出来たアーチのようなもの、登山道は石ころだらけだったが簡単に通過できました。
(10:02 歩き始め)
(10:10 第一石門)
 第一石門を過ぎると、岩峰の上に出来た第二石門が見えてきました。ここが石門巡りの一番の難所。
ここをを通過するには「かにのよこばい」と呼ばれる所をトラバースし、トラバース終了地点から「たてばり」の登りです。共にさほど難易度は高く無く、なんとか登山初心者でも通過は可能と思われます。幅の狭い第二石門をくぐり、反対側へと下降して行きます。ここも鎖場になっていて約8mの下降です。
(10:15 第一石門潜ると、上に第二石門 10:15)

 先ずは、急な岩壁に造られたわずかな足場を鎖を掴みながら横切る「かにの横ばい」。それでも、参加者はこれを楽しみに参加した人ばかり、なんなく歩いていく。
(10:18 かにの横ばい 10:27)
 長い「かにの横ばい」を快調に歩いていくと大渋滞になった。この先の「たてばり」が今日一番の難所で、登るのに時間がかかっていたのでした。
(10:29 渋滞の横ばい)
(10:35 その先はたてばり)
 「たてばり」は両側の岩の合わせ目の樋状になった鎖場で、中央に鎖が設置されていて、両側の岩碧に造られた足場を踏みながら、鎖を頼りに一歩一歩確実に登っていく。鎖を掴めるのは鎖の固定点の間に一人だけ、登山者同士の間隔があいて余計に時間がかかる。
(10:36 きついたてばり)
 第二石門を登りきると、石門の向こうには岩峰群が見えてきた。苦労して登った疲れを癒してくれる。
 急な崖は登りよりも下りの方が下が目に入って怖い。石門からの下りは、これまた「片手さがり」と呼ばれる難所になりました。「片手さがり」とは、両手で鎖に捉まっていると足場が見えないので、片手離して足場を確認しないといけないところがあるからか。下っている途中の写真はなく、鎖場を下りきって、やっと振り返ってシャッタを押すことができた。
(10:40 たてばり登って)
(10:44 つるべ下がり)
 「片手さがり」を降り切り、次は第三石門へと向かったとありますが、第三石門の写真はなく、すぐに第四石門の写真です。石門の向こうに大砲岩が見えます。なるほど大砲ですよね。
(10:55 第四石門)
 石門の前で撮った記念写真には、石門の向こうの大砲岩の右にゆるぎ岩が写っています。
(10:56 第四石門前広場にて:大砲岩とゆるぎ岩)
 第四石門を通って少し登った所から「天狗のひょうてい」と呼ばれる所へ向かいます。「天狗のひょうてい」の入り口と書かれた指導標に従い進むと、一旦下降し登り返します。登り返す直前のトラバース箇所を通過し、5mほどの鎖場を登ると「天狗のひょうてい」と呼ばれる展望台の様な岩が正面に見えます。
(11:01 岩場を登って)
 登り返したところは眺めがいいところで、白雲山も綺麗に見えていました。
(11:05 日暮しの景:白雲山)
 目の前に天狗のひょうていの岩頭が見えていて、順番によじ登って周りの絶景をゆっくりと楽しんだ。
(11:12 天狗のひょうてい)
 天狗のひょうていの岩頭からは、変わった形の切り立った岩頭が幾つも見えていて正に絶景。
(11:14 天狗のひょうていから@)
(11:14 天狗のひょうていからA)
 大砲岩や白雲山、金洞山も見えていた。
(11:14 天狗のひょうていからB大砲岩)
(11:14 天狗のひょうていからC白雲山)
(11:14 天狗のひょうていからD金洞山)
 大砲岩を近くから撮った写真があり、日記にも大砲岩に立ち寄ったとある。残念ながらこの上で撮った写真は残っておらず、時間から見ても大砲岩には上がらなかったようだ。
(11:19 大砲岩))
 胎内くぐりについては、和子が痩せ尾根を潜り岩まで歩く写真が残っている。胎内くぐりの難所、小さな穴を潜るのは無理だったようで記録は残っていない。
(11:19 胎内くぐりへ@)
(11:20 胎内くぐりへA)
(11:20 胎内くぐりへB)
(11:20 胎内くぐりへC)
 第四石門に戻って、石門前の休屋で昼食をとった。
(11:37 第四石門)昼食
 昼食の合間に周りの写真を何枚も撮っている。
(11:51 第四石門前から第四石門)
(11:52 第四石門前から虚無僧岩とゆるぎ岩)
(11:53 第四石門前から)
(11:54 第四石門前か第四石門)
 第四石門から中之岳神社へ向かうと、見晴台という眺めのいいところがあり、何枚も写真が残っている。
(12:06 見晴台から岩峰群)
(12:06 見晴台からの中之岳左部)
(12:06 見晴台からの中之岳右部)
 中之岳神社の裏の轟岩は御神体で、前から見るととても登れそうにもないが、この上にも登ったようで、この上からの写真が何枚も残っている。
(12:25 中之岳神社の御神体・轟岩)
(12:38 轟岩の岩頭から@金洞山)
(12:33 轟岩岩頭からA)
(12:33 轟岩岩頭からB)
(12:32 轟岩岩頭からC)
(12:34 轟岩岩頭から金鶏山&筆頭岩D)
 石門巡りを終わってから、荒船の湯で汗を流してお土産を買って往路を戻ったとあるのだが、これ以降、荒船の湯を含めて写真が一枚も残っていない。
 次は、この次の日11月13日に八溝山・高笹山を歩いた同期会登山の様子を報告します。



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