J84 2001年12月の山歩き(1) 奥久慈男体山・鍋転山・袋田の滝

1.動 機 
 シモンさんに紹介されて、北越製紙山岳部の奥久慈男体山〜袋田滝のゴミ拾いボランテア山行に参加した。断崖絶壁の上を歩きながらゴミ拾いもする厳しい山行だったが、グループの明るい雰囲気とおもてなしの中で楽しく歩くことができた。北越製紙山岳部のグループの一員だった平野さんとは、その後何度も一緒に山行したりと親交が続いた。平野さんとの山行例、C95.那珂湊下見ウオーク D17.MAC那珂湊ウオーク(那珂湊の文化財と寺社巡り)

2.登山日、山域
 a)山域:奥久慈男体山(653.7)、鍋転山(422.7)、月居山(404)
 b)登山日:2001/12/2(木)晴
 c)コースタイム:
 我家発6:40=7:35西金駅(集合)7:45ー8:55大円地健脚コース分岐ー9:35展望台9:45ー10:20奥久慈男体山(昼食)11:20ー13:40第二展望台ー14:05第一展望台(後山・鍋転山)14:12ー14:43月居山14:50ー鍋転山・後山・月居山、紅葉の燃えるような残りもあり満足。ー15:23登山口、ゴミ分別し三六亭へー15:30三六亭16:50ー17:10袋田駅17:44電車で西金駅へ=17:50西金駅(解散)=我家着
(奥久慈男体山・鍋転山・袋田の滝登山コース)

3 山行記録
 早朝に朝食を済ませて、6時40分に我が家を出発、R293で常陸大宮まで、R118を北上して集合場所の水郡線の西金駅前まで、1時間のドライブだった。
 集まったのは北越製紙山岳部6人にシモンさんと我家、総勢9名。自己紹介を済ませて、ごみ入れの袋をぶら下げて7時45分出発。車道を歩いて北沢辺りまで入ると、男体山はじめ奥久慈連山の断崖絶壁が見えてきた。今日はあの上を歩いていくのだろうか。
(北沢辺りから男体山)8:31
(北沢辺りから櫛が峰)8:33
 古府屋敷まで入ると、正面の民家の上に聳える男体山の岩壁が綺麗に見え、
(古府屋敷手前から男体山)8:38
 少し進むと、その右に櫛ヶ峰などの岩壁群が見えて来た。
(古府屋敷辺りから櫛が峰)8:41
 更に進むと、右の男体山、左の櫛ヶ峰がパノラマで見えてきた。
(男体山と櫛が峰のパノラマ)8:47
 車道を歩いていくと、直進方向大円地越・男体山、左方向男体山(健脚コース)の分岐点標識が立っていて、我がグループは健脚コースに向かって登って行った。ここから月居山までの13km断崖岩峰ありスリルを味わいながら缶、ビンなどゴミ拾いの山歩きが始まった。
(車道歩き)8:49
(健脚コース分岐点@)8:59
 きつい登りになったが、ところどころにまだ散り残っている紅葉の木があって慰めになった。
(残っていた紅葉@)9:29
 健脚コースを登って、男体山手前の岩頭で一休み。もうゴミ袋が膨らんでいる人もいた。
(男体山手前の岩頭で一休み@)9:40
(男体山手前の岩頭で一休みA)9:41
 岩頭の上から麓のパノラマ写真を撮っているが、薄霞が棚引いてなかなか綺麗、どれがどこの山だか?
(男体山手前の岩頭からの西金方向展望)9:39
 更に30分強登ってやっと男体山の山頂に到着した。
(男体山山頂到着)10:18
 男体山山頂に着いたのはまだ10時半ごろだったが、早々に昼食休憩。山岳部6名のメンバーがなめこと豆腐の味噌汁を作ってくださり、有難くご馳走になった。
(男体山山頂での昼食)10:35
 男体山からは袋田の滝方向の道に進んだが、途中多くの分岐があり、その都度指導標が付いて整備されている道だった。もちろん、登山部の方々には指導標はなくても心配なかったのでしょうが。
(袋田方向へ)11:33
(上小川滝倉分岐通過)11:36
(白き山分岐)12:11
(水根分岐)13:31
 この稜線でも真っ赤な紅葉の木を各所で見ることができた。
(残っていた紅葉A)12:29
(残っていた紅葉B)12:29
(残っていた紅葉C)12:39
(残っていた紅葉D)12:39
 紅葉の山道を上り下りして第二展望台に到着、横長の御影石に第二展望台の文字が彫られていたが、残念ながら撮った写真に文字は写っていなかった。どうしてなのか?
(第二展望台)13:42
 山の写真も撮っているが、どこの山? 太郎山とか稲荷山とか?
(第二展望台から)13:41
 その先のピークには縦長の石に第一展望台の字が彫られていた。
(鍋転山・第一展望台標石)14:04
 このピークには三角点標石が埋まっており、
(鍋転山422.7m三角点)14:05
 松の木に鍋転山の表示板も取付けてあった。
(鍋転山山名板)14:05
 鍋転山には休憩所があり、ゴミ袋を置いて一休み。
(鍋転山休憩所)14:05
 月居山すぐ前に月居城跡の広場があって、みんな膨れたゴミ袋を置いて一休み。残念ながら写真には入っていないが、二人が見ている前には月居城跡の説明を彫りこんだ立派な石碑が立っていた。ウィキペディアには
 築城は、応永年間(1394年 - 1425年)といわれ、領主であり常陸守護である佐竹氏の庶家 北酒出氏の分家にあたる袋田氏により築城された。別称を袋田城ともいう。後に袋田氏が佐竹氏一門の小田野氏を相続することになり、袋田氏はその血脈を伝えながら断絶、主なき月居城は一時廃城となった。
(月居城跡)14:43
 城跡から一旦月居山に登って袋田の滝に向かって下っていくと、黄色く紅葉した大木が立っていた。何の木だったのだろう?
(紅葉の大木)14:57
(紅葉の大木)15:00
 下山途中からは、袋田の滝が見えるところもあった。
(月居山登山口の上からの袋田の滝)15:16
 登山口まで下っていくと、紅葉した枝をいっぱいに広げた見事な木も見られた。12月になってもこんな綺麗な紅葉を見られて嬉しかった。
(滝川沿いの紅葉)15:21
 登山口の標石を撮って今日の山行写真はお終い。
(月居山登山口)15:22
 登山口でゴミ分別し、滝川沿いの料理店三六亭へ入って、こんにゃく・ゆずみそ・田楽・缶ビール・甘酒・漬物・そば・コーヒなどをご馳走になり、袋田駅まで30分歩き、西金駅まで電車で移動してグループ山行は解散。山岳部の方々有難うございました。
 次は2001/12/11の白木山、12/19の大小山ー妙義山ー大坊山山行の様子を報告します。


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