e)地形図:1/25000 「真岡」「佐野」
3.山行記録
早起きして朝食をとって我家を出発、KoさんOmさんと一緒に歩いてスーパの駐車場に向かった。KoさんOmさんとも和子と同じように快速、私も頑張って歩いて出発時間の15分前にスーパの駐車場に到着した。ごたごたがあって裏路地に停まっていたバスに乗ったのは30分後だったが、バスの添乗員さんは、去年5月の
「箱根C55.箱根遊覧」の時と同じベテランさん、説明も要領を得ていてウイットに富んだ話で今日一日を楽しいバス旅にしてくれた。
朝からいいお天気、途中、遠くに仏頂山、高峰から吾国山、難台山、愛宕山などと思われる山並み見て友部PAでトイレ休憩。
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(ベテラン添乗員さん) | (懐かしい山並み) |
竜が峰・剣ヶ峰を見て土浦北ICで高速を下りて県道125号を西走すると懐かしい
宝篋山が見えてきて、続いて筑波山が見えてきたが山頂は雲の中、筑波山神社への分れが近付いてきてやっと山頂が見えてきた。
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(宝篋山) | (筑波山) |
@筑波山梅林
筑波山梅林の駐車場に入ると、昨日の雪を付けた木もあるが、年初めに暖かい日が続いたので梅はもう七分は花開いている。
筑波梅林碑の前の茶屋で梅茶のサービスを受けて梅見散策に出かけた。
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(梅林入口) | (筑波梅林碑) |
七分咲きに咲いて綺麗な梅の花の向こうに関東平野が広がっている。
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(関東平野) |
梅林の中には遊歩道が張り巡らされていて、3人の後を追って歩いていると、上の展望台まで案内されてしまった。梅林散歩は30分で切り上げて、すぐ近くの筑波山神社にバスで移動することになった。
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(筑波山遊歩道) |
A筑波山神社
参道前の売店の駐車場でバスを降りて、参道入口の鳥居を潜り、立派な隋神門を通って石段を登り筑波山神社の拝殿にお参りした。途中には神橋、牛の石像、神橋と見所が多かった。
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(参道入口) | (拝殿へ) |
裏の万葉の小径の御神水で身を清め、裏参道を下りて坂東二五番札所の大御堂にもお参りして駐車場に戻った。
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(神水) | (筑波山大御堂) |
B真壁ひな祭り
神社を出発して筑波山裏手の真壁の街に向かった。加波山が近くに見えるようになり、うろ覚えの山並みの名前を一生懸命思い出そうとしながらシャッタを押した。
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(雨引山・燕山・加波山・丸山・足尾山) |
真壁の街は文化財に指定された古い建物が多く並んでおり、それだけでも歩く甲斐があってヘルスロードにも指定されている。今は多くの商店や民家が古いお雛様を飾り付けて観光客に解放している。二階の軒先にまで展示している家もあった。
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(店内へどうぞ) | (二階にも) |
お内裏様とお雛様がならんで見ている民家の前を通る御嫁入の狐一家。
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(お雛様屋敷) |
江戸時代、明治時代のお雛様
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(江戸時代) |
明治初期のお雛様
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(明治時代) |
幼稚園生が作ったお雛様
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(幼稚園生の作品) |
つるし雛、古い武具なども飾ってある真壁の四角い路地を1時間楽しく見て回った。
C益子焼共販センタ
次はバスで45分走って益子焼共販センタの駐車場に着き、すぐに昼食会場に案内された。テーブルに用意されて良い匂いを漂わせていた昼食は、豚のしゃぶしゃぶがメインで、茶碗蒸しと天ぷらに白いご飯、ぽんたまんじゅうのデザート付、13時からの遅い食事を美味しく完食しました。
昼食後は、入口に立っている2階建ての家の高さもありそうな巨大な大たぬき像の前で記念写真を撮って、共販店内や街中の窯元の店に並べられた焼物作品を眺めながら時間一杯歩きまわった。
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(豚しゃぶ) | (日本一大たぬき) |
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(陶器市) |
D大前恵比寿神社
次は真岡の大前神社に向かう。西参道を入っていくと、右手に大きな恵比寿像の後姿が見えてきた。境内に入って前から拝むと、右手に長い釣竿を持ち、左手に吊り上げた大きな金色の鯉を抱えてご機嫌顔の恵比寿様が立っていた。派手ないでたちだが、平成元年に大前神社から事代主神(えびす様)の御神霊を分けて貰って造られた真新しい神社とのこと。
本社は奈良時代に再建されたという由緒ある神社、こちらに先にお参りするのが順序でした。
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(大前恵比寿神社) | (大前神社拝殿) |
拝殿横には真岡市指定の巨木スダジイが聳えており、ご神木「木之霊」として参拝場所になっていた。
拝殿裏の御本殿の周りは唐獅子・龍・象・麒麟などの彫刻が施されている
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(スダジイ) | (本殿) |
裏には数多くの境内社が立ち並び、夫々に幸せ参りとかボケ防止とか色々とご利益があるようで、どの境内社にも小さな賽銭入れが立っていた。
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(境内末社) |
EJAはが野いちご園
少し益子側に戻ったところにJAはが野の直販店があり、80棟以上の大きなビニルハウスでイチゴ栽培をしていて、今の時期は食べ放題のイチゴ狩りをやっている。
38名全員が一度に一つのハウスに入って、6列の畝に育てられたいちごの株元から赤くなったいちごの実を見つけ出してはもぎ取って食べ、一人一人に渡された小さなカップに食べて後の蔕(へた)を入れながら進んでいく。真っ赤に熟れた採りたての「とちおとめ」は甘くて美味しい! いくら食べても飽きそうにない。こんなに大勢で入ったら、すぐに食べられるいちごはなくなってしまうだろうと心配していたのだが、食べても食べても赤い実は次々と目に入ってくる。一往復してお腹がいっぱいになったころ、出発時間の合図があったのか、みなさんビニルハウスから出ていき始めた。出口で蔕の数を数えてみたら60個以上もあった。年甲斐もなく、夢中になって良く食べたものだ。私たちは「しばらくはいちごはいらないね」と話し合っていたのに、バスに乗る前に売店で箱入りのいちごを買っている人もいて驚いてしまった。
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(はが野いちご園の83棟のビニルハウス) | (イチゴ狩り) |
F外池酒造
最後は益子の街まで引き返して外池酒造に立寄った。外池酒造には一か月前の
「D1a.足利イルミネーション」の時に立ち寄ったばかりのところ。最初工場見学の案内があったが、他の人も見学よりも利酒の方を早くしたいようで、案内者の質問にも返答もせず次を催促する。案内者も苦笑しながら簡単に案内を済ませて早々に利酒場所に移動した。
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(外池酒造) | (工場見学) |
外池酒造の吟醸酒や生酒など利酒のお代わりをしたりしていい気分になってバスに乗って帰途についた。まだ空は明るくて間近に
御嶽山と雨引山があり、遠く離れて筑波山がスッキリと見えていた。
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(御嶽山・雨引山・筑波山) |
県道からR50に入り、笠間西ICから高速に乗ってしばらく走ると難台山から愛宕山辺りに日が沈み始めた。落日丁度の瞬間が綺麗だったが、残念ながらシャッタチャンスを逃がしてしまった。代わりに日立南ICで高速を下りた時の夕焼けを撮っておいた。
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(難台山へ沈む夕日) | (夕焼け) |
スーパ近くの車道でバスを降りて、ちょっと買い物をしてから4人そろって我家にむかった。お二人も色々変化のあった観光ポイント、中でも腹いっぱい食べたイチゴ狩りにご満足だったようで、道中は明るい笑い声が絶えませんでした。