H07A 東北登山行脚9日間(1)

1日目; 岩木山(H07) 

1.動 機
 岩木山(1626m)は津軽富士と呼ばれる独立峰で展望がよく、土地の「おらが富士」の中でもトップクラスで、土地の信仰を集める山らしい。八合目まで岩木スカイラインを車で登れ、更に1470mまではリフトで登ることができる山らしい。東北登山行脚の最初の山に選んだ。

2.データ
a)山域:岩木山(1626m)
b)登山日:2000/10/02(月)(曇時々晴)
c)日程:自宅 6:10 = 6:20 日立南IC =(546km)= 11:45 大鰐弘前IC = 13:10 岩手山8合目 13:30 =(リフト)= 9合目 ---- 14:10 岩木山頂上(昼食)14:35 ---- 15:30 8合目 15:36 = 16:05 岩木神社 16:30 = 16:35 百沢温泉いわき荘(泊)
e)地形図:1/25000 「岩木山」

3.山行記録
 朝6時に我が家を出て日立南ICで高速に乗り、安達太良SA,長者原SA、岩木山SAで休憩しながら走って12時前に大鰐弘前ICで高速を下りて弘前の街中を通過して岩木山登山口に向かう。弘前に着いても岩木山は雲に隠れて見えずがっかりしたが、麓の岩木山南麓まで回り込んだら津軽富士の名にふさわしい姿をあらわした。早速一枚パチリ。
(麓からの津軽富士)

 麓から登ると登りだけで4時間ぐらいかかるのでとても今日は無理。一番手軽に8合目(1247m)まで車で登って、9合目(1470m)までリフトを使った。
(八合目駐車場:右上リフト)
(リフト下り場から)

 残りの標高差はわずか156m、それでも登山道のほとんどが石くれを積み重ねたもので、歩きにくいことこの上ない。やっと山頂に辿り着いたら、山頂は大きな岩の重なりだ。残念ながらお天気が悪くて眺望はほんの近くだけ、日本海は見えず、八甲田連峰も白神山地も麓だけしか見えなかった。
(登山道は岩だらけ)
(岩木山山頂)

 団体さんが登ってきて賑やかになったので、頂上に立ったことだけに満足して、昼食をとって早々に引き上げることにした。下りは染まり始めた紅葉を楽しみながら8合目まで全部を歩いて下りた。往復2時間ほどの短い山登りだったが、結構変化を楽しめて、初日のドライブの後にしては合格点とした。
 下山後、宿舎の近くの岩木山神社にお参りした。この神社から岩木山への表登山道があり、5時間30分のコース、これを登れば土地自慢の津軽富士の魅力をじっくりと味わえるらしい。格式高そうな手水場で身を清めてから、神社にお参りして簡略登山をしたお詫びをした。
(岩木山神社)
(御手洗場)

 宿泊した百沢温泉の国民宿舎いわき荘は改築間もない宿で、部屋も広くてきれい、食事も会席料理でおまけに郷土料理の付け合わせが二品サービスされるなど大満足の宿でした。(11000円/人)
退職直後は我が家の財布の紐も緩かったようで、随分喜んだ表現が残っているが、今では山行の宿に10000円以上掛けることはありえない。




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