U41 アンナプルナ・ダウラギリ展望の12日間

4日目;4月14日 シャルレバザ-ル−キムチェ−ガンドルン 


標高 1170m、モーニングコール 6:00、 気温21℃
シャルレバザール8:00 ---- 8:40ガンドルック8:50 ---- 9:50キムチェ10:00 ---- 10:55休憩所11:10 ---- 12:00ガンドルン(泊)

朝目覚めて窓の外を見ると、特徴のある双耳峰が見えていた。早速カメラを向けてシャッタを押した。暗いので手持ちではぶれるので、ポケット三脚とセルフタイマを使った。夜が明けるにつれて雲の中に隠れてしまい、写した写真を披露したら皆さんに羨ましがられた。
朝一番でポータがモーニングコール代わりにお茶とクッキーを持ってきてくれる。その後に配られる洗面器一杯のお湯で顔を洗い髭剃りもして、朝ごはんを頂いて、8時に出発した。今日は昨日に続いて午前中だけのトレッキングである。

(朝一番にマチャプチャレの魚の尻尾が見えていた)

(目の上に見える集落を繋ぐ階段道を登りました)

周りの山はどれも急斜面で、一面段々畑が作られている。所々に住居が見えるが、日本の棚田とは比較にならない急斜面だ。農作業のための上り下りはさぞかし大変だろうなと思われた。
(どこまでも続く段々畑、農作業は歩くだけでも重労働だ)
急坂を登って、道がなだらかになったところで、目の前に白い雪山が見えてきた。嬉しくなって何枚もシャッタを押した。マイケルさんに聞くと、ヒウンチュリという6441mの山だった。この山は、これから先、アンナプルナサウス7219mとペアになって、みんなの目を楽しませてくれた。

道傍にも、色々な野の花が目を楽しませてくれた。日本でも同じみの花が多かった。

(羊の大群にも追い越されました)

(ところどころにポータの休み場が作ってあった)

宿泊所のガンドルンの入り口にポータ達がジュースとクッキーを持って待ってくれていた。宿で作ってここまで引き返して待ってくれていたのだ。ジュースは生水は拙いのでお湯で作った温かいジュースだった。
丁度12時にガンドルンのロッジに着いて、すぐに昼食をご馳走になった。温水シャワーが出るというので、食後使おうとしたが、みんなが同時に使い始めて容量が間に合わなくなったのか、温水とは言えない水が出てきた。寒がりの和子は風をひきそうだとお冠だった。少し遅く使った人は、ちゃんと温かいシャワーを使ったとおっしゃったので、やはり急いで使いすぎたようだった。ここでは電気は生きており、一晩中照明がついており、電池の充電もできた。
ロッジ前は絶好の展望台だが、今日は曇空で何も見えない。集落に出かけて散歩していると、賑やかな音楽が聞こえてきた。丁度ネパールのお正月祝いの日とのことで、着飾った村人が集まってお祭りをしているのだった。
子供達が出てきて、カメラを見て写真を撮れという。あどけない顔である。
お祝いの写真を撮ってもいいかと村の人に尋ねると、座ってゆっくりしなさいと座布団つきの椅子を用意してくれた。賑やかな踊りをしばらく楽しませていただいたが、そのうち一緒に踊れと誘われた。踊りの輪に入って、盆踊りよろしく楽しませてもらった。
目の前にお米の入った皿が用意されたので、100ルピーづつ寄進したら、大きな声で「----ルピー頂戴!」(と聞こえた)と紹介され、大きな拍手を頂いた。

夕方になると、雲一面だった空の一角が切れてきて、白い山々が姿を現した。みんなで庭の椅子に陣取って、夕焼けに染まるのを今か今かと待ったが、夕日の方向の雲が晴れず、そのまま夕食の時間になってしまった。

(アンナプルナサウス7219mとヒウンチュリ6441m)

(聖山マチャプチャレ6993m)


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